ガーミンジャパンは、サイクルコンピューター「Edge」シリーズの最新モデル「Edge 840/840 Solar」と「Edge 540/540 Solar」を4月20日に発売する。
「Edge」シリーズは、ツールドフランスをはじめとするUCIプロツアーチームと共同開発したGPSサイクルコンピューターシリーズ。目的に応じて選べる多彩なラインアップを取り揃えており、世界のトップライダーをはじめ、プロ・アマチュア問わず世界中のサイクリストから高い支持を得ている。
今回登場する「Edge 840」「Edge 540」は、自転車道にも対応する詳細地図データを搭載したナビゲーション機能を備え、レースだけでなく、旅サイクリングなどレジャーとして自転車を楽しめるシリーズの最新モデル。ソーラーバッテリーを搭載した「Edge 840 Solar」「Edge 540 Solar」もラインアップし、両機種ともに「バッテリー節約モード」で最大60時間の駆動時間を実現する。
また、GPSはGNSSマルチバンド対応に進化。2周波数帯を受信可能(L1信号・L5信号)になり、高層ビルが立ち並ぶ街中から山間まで、素早く正確な位置情報を提供する。
さらに、操作性も改良し、「Edge 840/840 Solar」では、タッチスクリーンに操作に加え、ライド中の誤作動を避けるためのボタン操作も可能(「Edge 540/540 Solar」はボタン操作のみ)。
操作ボタンは、走行中の押し間違いを防げるよう、スタート/ストップ、ラップ、セレクト、バック、アップ、ダウンの7つボタンを左右に配置。タッチスクリーンのディスプレイは、シンプルな画面スクロール操作で重要な要約情報が確認でき、欲しい情報を素早く表示できる。
このほか、トレーニング&ナビゲーション機能も搭載。ヒルクライム時の勾配をグラフで表示しペース配分をアシストする「ClimbPro」では、コース設定しなくても自動的に表示が可能になったほか、計測されたライド履歴を分割されたデータで確認できるようにもなった。
上位機種のみ対応だった最新の解析機能も装備し、走行タイプや強みや弱みを解析し、具体的な改善案を提案する「サイクリング能力」、コース状の各パートでのパワーターゲットを自動的に割り振り、計画的なライドを実現する「パワーガイド」、現在のスピードであとどれくらい走れるかなどを予測する「リアルタイムスタミナ」などが利用可能だ。
ディスプレイサイズは2.6インチで、本体サイズはW57.8×H85.1×D19.6mm。重量は「Edge 840」が84.8g、「Edge 840 Solar」が88.9g、「Edge 540」が80.3、「Edge 540 Solar」が84.9。
ラインナップは「Edge 840 Bundle」「Edge 840 Solar」「Edge 540」「Edge 540 Bundle」「Edge 540 Solar」の5製品。「Edge 840 Solar」「Edge 540」「Edge 540 Solar」にはハンドルステムマウント、フラッシュアウトフロントマウント、ストラップ、USB-Cケーブル、マニュアルを付属。「Edge 840 Bundle」と「Edge 540 Bundle」にはそれに加えて、スピードセンサー、ケイデンスセンサー、HRM-Dualも同梱する。
価格は「Edge 840 Bundle」が74,800円、「Edge 840 Solar」が74,800円。「Edge 540」が54,800円、「Edge 540 Bundle」が69,800円、「Edge 540 Solar」が69,800円。
関連情報
https://www.garmin.co.jp/minisite/cycling/
構成/立原尚子