不動産サイトや店先に貼られた物件チラシで好条件の住まいを見つけ、実際に店舗へ。しかし、不動産屋の担当者から返ってきたのは「すいません、その物件は既に申し込みが入ってしまいまして…」からの、流れるような「代わりの物件をご案内させていただきます」という営業トーク……。
そんな「おとり物件」に引っかかってしまった経験を持つ引っ越し経験者は、意外と多いのではないだろうか?
エアドアはこのほど、2年以内に引っ越しをした東京都在住の20〜50代男女を対象に「部屋探しについてのアンケート」を実施し、400名から回答を得た。
9割以上が自らインターネットで部屋探しをしている
部屋探しをする際に、自らインターネットで物件を検索するか尋ねたところ、9割以上が自分で物件を検索していることがわかった。
おとり物件に遭ったことがあるか尋ねたところ、4割以上が「ある」と回答した。
おとり物件に遭った感想を自由回答形式にて尋ねると、次のような回答が寄せられた。
・42歳男性:時間が無駄になり気分が悪かった。
・37歳男性:不動産会社に信頼感がなくなりました。
・29歳女性:釣るような広告の仕方をしてると信頼にかけるなと感じる。
・47歳男性:その不動産屋は当てにならないと思いました。
・45歳女性:かなり時間がないなか探していたので、無下にされて悔しかった。
部屋探しで困ったことを尋ねたところ、「仲介手数料が高かった」が55.5%で最も多く、「敷金・礼金が高かった」が55.3%、「問い合わせをした物件が既に成約済みだった」が37.8%と続いた。