マンションをつくる会社から、次の価値をつくる会社へ
オリックスグループの一員である大京は、分譲マンションブランド「ライオンズマンション」を「THE LIONS」にリブランドすることを発表した。
大京は1968年の「ライオンズマンション赤坂」の分譲以降、ファミリー層向けを中心に国内最多となる累計38万1551戸のマンションを供給してきた。
その中で時代の流れとともに顧客のニーズを先取りした商品を登場させてきたが、家族の形態や顧客の価値観が刻々と多様化するに伴い、「ライオンズマンション」を取り巻く事業環境も徐々に変化。
そこで同社では「マンションをつくる会社から、次の価値をつくる会社へと進化するため」に、分譲マンションブランドをリブランドするに至ったと説明している。
さらに従来の「ライオンズマンション」では、安心・安全で高品質な“住まい”を提供してきたが、「THE LIONS」ブランドに関しては、「これらを踏襲しつつ、洗練・上質の要素を加え、そしてそれらに憧れを抱いていただけるような、一歩先の“暮らし”を実現するブランドへと変革してまいります」としている。
新事業ブランド「THE LIONS」について
新ブランド名とロゴ
新しいロゴ
事業ブランドの競争力をより強化するために、ブランド名を「ライオンズマンション」から「THE LIONS」に変更。新たなロゴは「一歩先の暮らし、洗練、上質」を表現し、先進的でモダンな印象を与えながら10年、20年、30年と続く、普遍性の高い、シンプルさを持ち合わせたデザインを採用している。
新ステートメント、ブランドムービー
同社では「人生には価値がある」と題した「THE LIONS」のブランドステートメントと併せて、ブランドムービーも公開している。
人生の価値は、家族との時間、都会の利便性、自然に囲まれる暮らしなど、多種多様に広がる。住まいのニーズ、価値観が多様化する時代においても、「THE LIONS」の暮らしを通して、「人生には価値がある」と思えるようなマンションをつくり、そしてその住まいに関連する新しいサービスを提供したいという思いをステートメントに込め、ムービーで表現したという。
新プロジェクト「DAIKYO NEXT ONE PROJECT」について
「DAIKYO NEXT ONE PROJECT」とは、業界No.1のマンション供給戸数を誇る大京が、新たな挑戦を続けてきた社員とともに、住まう人の次なるニーズを先読みし、他の住まいブランドが考えつかなかったアイデアを形にすべく、調べ、創り、発信するプロジェクトだ。
本プロジェクトに関して同社では、「(1)「インプット」、(2)「アウトプット」、(3)「発信」の三つの流れで構成され、この三つを繰り返すことで、ターゲットに対する理解を深め、社員一人一人の視座を高めて、会社全体で変革を目指してまいります」と説明している。
関連情報
https://lions-mansion.jp/thelions/index.html
構成/清水眞希