”やんちゃ”に走り回っても、13~18km/Lをキープ!
直進時も重めの操舵力で、スポーティな走りを意識させられる。乗り心地は低・中速ではゴツゴツした揺れや振動も少なく、快適さを感じる。高速になると、上下動がやや大きく、スポーツ走行にはちょっと苦しい動きが気になる。もう少し締まりのある動きがほしい。
自分が「RS」を手に入れたら、サスペンションはホンダアクセスのキットを組み込みたい。これは若干、ローダウンし、硬めの乗り味になるが、高速での抑えも効くセッティングとなっている。価格も9万円(税抜き)+工賃。さらに予算が許せば、タイヤはミシュランの「プレマシー」あたりを履かせたい。
こうした自分流のチューニングを考えしまうほど「RS」は楽しいクルマに仕上がっている。燃費に関しても、結構、”やんちゃ”に走り回っても、13~18km/Lをキープしていた。街中でもスポーツができる「RS」は、ストレス発散にもってこいの軽自動車だ。車両本体価格は199万9800円。ちなみにCVTの「RS」も同じ価格となっている。
■関連情報
https://www.honda.co.jp/N-ONE/transmission/
文/石川真禧照 撮影/萩原文博