DIME MAGAZINE
日本ビジネス開発はJMGO（ジェイエムゴー）社が製造する、日本で初めて3色レーザー光源を採用した家庭用Android TV搭載プロジェクター「N1 Ultra」（エヌワン ウルトラ）を2023年5月15日（月）より発売を開始する。発売に先立ち、現在事前予約を受付中だ。市場想定価格は283,360円（税込）。
光学エンジンMALCには日亜化学工業「QuaLas RGB」を搭載
「N1 Ultra」は、Android TVを搭載したホームプロジェクターとしては、日本で初めて3色レーザー光源を搭載したプロジェクターだ。
自社開発の光学エンジンMALCには、LED・レーザー光源の世界的企業である日亜化学工業の新製品「QuaLas RGB」を搭載。従来の3色レーザーモジュールに比べ大幅に小型化された「QuaLas RGB」によって、日本では一部の映画館に導入され始めたばかりの最新技術である3色レーザー光源をホームプロジェクターへ搭載することに成功した。
これまで多くのホームプロジェクターに光源として使用されてきたLEDや単色・2色のレーザー光源は、構造理論上、緑色の光が濁ってしまい色の再現度に課題があった。
これに対して、純色の緑レーザーを含む3色レーザー光源を搭載したN1 Ultraは、色の再現度が非常に高く次世代の色域規格BT.2020をほとんどカバーすることに成功している。
さらに、レーザー光源の数少ないデメリットである「スペックルノイズ」という映像がざらついてしまう現象を、JMGOの独自技術である「ライトスペックル低減技術」（上下左右に高速で振動する板によって、1本1本の強いレーザー光を混ぜ合わせ、映像を滑らかにする）と日亜化学工業の高い波長制御技術により対策が施されている。
その他の主な特徴は次のとおり。
ジンバル機構
左右360°、上下135°と非常に広い角度にレンズを向けることが可能。設置に手間取ることなく調整が可能なほか、天井投影にも効果を発揮する。
シームレス台形補正
シームレスに台形補正をしてくれるので、おおよその投影位置を把握しながらスムースに角度・位置を決めることができる。
こだわりの高音質
デンマークのオーディオメーカーDYNAUDIOと協業した10Wスピーカーを2基搭載。映像だけでなく音質も追求している。
最新のAndroid TV 11のOSを搭載
OSには最新のAndroid TV 11を搭載しているので、プロジェクター単体で多彩な映像を楽しむことができる。
N1 Ultraの主な製品仕様
投影解像度／3840×2160 (4K)
明るさ／2200CVIAルーメン（※）
本体サイズ／ (W×D×H) 幅241×奥行き203×高さ236mm
重さ／4.5kg
投影方式／DLP
入力可能な映像解像度／4K(3840×2160px)、2K(2560×1440px)、1080p
画面縦横比／16:9
推奨投影サイズ／100インチ
投影倍率／1.2:1 (投影距離2m/76インチ)
台形補正角度／自動台形補正:垂直 ±45°、水平 ±45°
投影方法／フロント、リア、シーリング
ディスプレイチップ／0.47インチ DMD
スピーカー出力／10W×2基
CPU／MT9629
ストレージ／32GB
OS／Android TV 11.0
Google アシスタント／ 対応(リモコンや接続マイクからの音声操作)
ミラーリング／Chromecast
入力／DC×1、HDMI 2.1×1、HDMI 2.1 (eARC)×1、USB×1、3.5mmヘッドホンポート×1
騒音／26dB 未満
内蔵バッテリー／非搭載
消費電力／180W 未満
電源／AC100-240V、50/60Hz(250.04W)
光源寿命／30000時間
同梱物／リモコン(別途単4電池2本が必要)、電源ケーブル一式、クイックスタートガイド、六角レンチ
※ CVIA：CHINA VIDEO INDUSTRY ASSOCIATIONの略、プロジェクターの明るさに関する中国国内での新規格名称
関連情報
https://jmgo.jp/
構成／清水眞希
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