「友どこBFF」の3つの便利機能
「友どこBFF」の便利な点は、
1)登録したユーザー同士でしか位置情報を共有できないので、見ず知らずの他人に位置情報を知られることがなく、安心
2)アプリから待ち合わせしている友達にメッセージを送ることができる
3)位置情報以外に、相手のスマホのバッテリー残量や最終更新を表示できるのが便利
この3つである。
「Zenlyと同じじゃん」と言われると、残念ながらその通りで、「やっぱりZenlyってすごかったね」で終わってしまいそうなのだが、私が使った限りでは、位置情報のブレはZenlyよりも少なくなっている。「友人とはすでに会えたのに、離れて表示されている」事例は今のところ全くない。
また、いったんアプリを閉じていても、位置情報は更新されるため、立ち上げた時に相手の位置のズレが生じない。私は位置情報機能的にはZenlyを超えていると言っても良いと思う。
特に2)で、待ち合わせする相手とチャットで連絡を取れるのは便利だ。同じ位置情報アプリのNauNauではチャットにスタンプ機能が付いている。若いユーザーには便利な機能かもしれないが、普段、スタンプをあまり使わない人にとっては、シンプルなデザインの方が好まれるはず。
さらにGoogle mapで位置情報機能を使うと、いったんアプリを閉じて、LINEやショートメールを立ち上げなければならない。この「相手とすぐに連絡がとれる」点は、改めて、便利な機能であると評価したい。
方向音痴の私は、待ち合わせの駅から反対方向に歩いて迷ってしまったが、すかさず「そっちは逆方向だよ」と教えてくれたので、遅刻せずに済んだ。
登録も簡単
インストールは簡単。AppStoreから「友どこ」を検索して、簡単な登録情報を入力するだけ。ダウンロードできると、可愛いアイコンが登場する。
画面を表示すると「メガフォンマーク」が出てくる。最初はこれが何なのか恐ろしくて開けなかったが、アプリ開発の進捗情報を知らせるマークだった。機能を少しずつ改良していく姿を見せてくれて、とても信頼できる。「ここならば、すぐにサービス停止しないだろう」と思える点も良かった。
また、新しいアプリにはバグが生じることも多い。こうした改良を地道に続けてくれる姿勢があると、ユーザーとしては多少不便であっても、応援をしたくなる。公式Twitterではこうしたアップデートの情報なども公開されていて、とても親しみやすい。