なんか楽しい！本格的なサイフォンを電気式で再現したHARIOのコーヒーメーカー「Electric Coffee Syphon」

HARIOは、電気式のサイフォンコーヒーメーカー「Electric Coffee Syphon」を発表した。

サイフォンは気圧の変化を利用してコーヒーを抽出する器具。創業101周年を迎えたHARIOでは、1948年に初代サイフォンとして「コーヒーサイフォン50型（HIROMUブランド）」を発表。

以来75年にわたり、多くの改良を重ねてプロの味を支えてきた。また、喫茶店で味わうようなコーヒーを自宅で淹れられるサイフォン式のコーヒーメーカーのラインアップも豊富に展開している。

サイフォンコーヒーの味を気軽に堪能することが可能

サイフォンコーヒーといえば、アルコールランプの炎がガラスボールを熱し、湯がポコポコと沸き出したら、ロートを立てて粉をひとかき、ふたかきし、広がる香りとともにコーヒー液が上下するという、まるで理科の実験のような雰囲気に憧れる人も少なくない。

しかしその一方で、アルコールランプなどの熱源の扱いへの不安をはじめ、用意する道具や作業工程の多さから、ハードルの高さを感じて躊躇する人が多いという実状もある。

そこで、本格的なサイフォンコーヒーをもっと手軽に味わって欲しいとの想いから、アルコールランプのハードルをさげ、従来のサイフォンの良さを生かしたコーヒーメーカー「Electric Coffee Syphon」が誕生した。

「Electric Coffee Syphon」では、本格サイフォンの愉しさを電気式で再現したため、操作はシンプル。サイフォンコーヒーの味を気軽に堪能することが可能だ。しかも、電気式には珍しくダイヤルで火力の調節ができるので、加熱と抽出に適した火力を選ぶことができる。

また、ガラスボールとヒーターは分離でき、ボールは丸洗いすることが可能なため、清潔に使うことができるのも利点。さらに、設置スペースはA5サイズほどと、キッチンに置いても場所を取らないコンパクトなサイズなのも嬉しいポイントだ。

実用容量は360mL（3杯用）。サイズは幅180×奥行150×高さ270mm、質量は約0.9kg。コード長は約1.4m。計量スプーンとペーパーフィルター50枚が付属する。

価格は19,800円。なお、HARIO official Shopでは、現在、予約注文受付中。製品は6月以降に順次配送する予定となっている。

使い方

製品情報
https://www.hario.com/product/new/electric_coffee_syphon.html

構成／立原尚子