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ダイソンがホコリを可視化して掃除のモチベーションを上げる掃除機の最新モデルを発表

2023.04.13

2023年4月5日(水)、ダイソンが掃除機カテゴリーの新製品を発表した。世界中にいる約5,000人もの科学者がハウスダストを日々研究し、清掃技術を突き詰めるダイソンがこだわったのは「ホコリの可視化」と「気密性」。2021年に発売した従来品との違いも注目したい。

従来品のおよそ2倍の照射範囲に。光でホコリを可視化

右からDyson V12 Detect Slim Absolute(税込110,000円)、Dyson Micro HEPA Plus(税込76,560円)、Dyson Micro Plus(税込76,560円)

今回発売されたのは「Dyson V12 Detect Slim Absolute」「Dyson Micro HEPA Plus」「Dyson Micro Plus」の3種類。「Dyson V12 Detect Slim Absolute」はバッテリーや吸引力の優れたモデルで、「Dyson Micro HEPA Plus」と「Dyson Micro Plus」は重さ1.54kgの軽量モデルとなっている。Dyson Micro Plusには毛絡み防止スクリューツールと最長25分の吸引力を持つエネルギー密度のバッテリーが新たに搭載された。

高出力グリーンLEDでホコリを可視化するFluffy Optic クリーナーヘッド搭載。

3製品共通で搭載されているのが「Fluffy Optic クリーナーヘッド」。光で床を照らすことで目に見えにくいホコリを可視化し、取りきれない汚れをしっかりと取るとともに、掃除のモチベーションを上げる機能となっている。

プラナ代表取締役社長、医療法人鉄蕉会亀田総合病院 清掃マネージャーの松本忠男さん。

「掃除はホコリや汚れが見えると楽しいのです」と話すのは、掃除のスペシャリストである松本忠男さん。掃除の方法を子どもたちに教える授業でブラックライトを使って汚れを可視化させると、子どもたちが自発的に掃除をするようになったと語る。

上:新しい「Fluffy Optic クリーナーヘッド」、下:従来の「Laser Slim Fluffy クリーナーヘッド」。

この光で床を照らす機能は2021年に発売された「Dyson V12 Detect Slimシリーズ」にLaser Slim Fluffy クリーナーヘッドとして搭載されていたが、今回のFluffy Optic クリーナーヘッドは照射範囲が拡大。従来品のおよそ2倍となり、リード セパレーション システム エンジニアのケント・ビーン・リーさんは約24?30cm照射範囲が広がったと話す。

ディスプレイにゴミの量が表示される。

Dyson V12 Detect Slim Absoluteには取り除いたゴミの量とサイズを計測し、その結果を液晶ディスプレイで数値として表示させる機能「ピエゾセンサー」も搭載。例えば画面では10μmのゴミが4200万個以上も集まっていることを表している。科学的に数値として確認することで、日々のゴミの量を把握できるのだ。

0.1μmのウイルスも捕らえ、逃さない。掃除機で人々の健康に寄与

一番左が花粉の大きさ、一番右がウイルスの大きさを表現。

ダイソンの研究ではホコリがアレルギー反応を引き起こす要因の一つとなっていることもわかっており、掃除は健康を守ることにも直結する。特に取りにくい10μmの微細なゴミやダニ、そして0.3μmの細菌や0.1μmのウイルスなど「目に見えないゴミ」を取り除くことが大切だ。

ウイルスも捕集する「HEPAフィルター」搭載。

そこで今回「Dyson V12 Detect Slim Absolute」と「Dyson Micro HEPA Plus」に搭載されたのが「HEPAフィルター」。フィルター素材を118回折り畳むことによって、人間の毛髪の700/1のサイズであるウイルスを含む0.1μmもの微細な粒子を99.9%捕集する優れものだ。

HEPAフィルターは気密性が高く、排気がきれい。

また、微細な粒子を捕らえて「逃さない」という点もHEPAフィルターの特徴。気密性が高く、一度吸引したゴミは外に出ることはない。気密性を確認するデモンストレーションでベビーパウダーを仕込んだクッションを叩いた時に、粒子計が表示した数値は145。

一方、Dyson V12 Detect Slim Absoluteでホコリを吸い上げ、HEPAフィルターに粒子計をあてて計測した結果は20前後をキープ(クリーンルームではないため、0にはならない)。つまりゴミを吸っているにも関わらずその数値は上がらず、きれいな空気だけが外に出ていることを証明した。

ホコリを可視化させ、自発的に掃除をしたくなるダイソンの新しい掃除機。筆者もDyson V12 Detect Slim Absoluteを試してみたところ、キレイと感じていた床に大量のホコリがあったことに気付かされ、従来品よりもはっきり確認できた。そしてスーッと動かし吸引すると、一気にホコリが無くなったことも一目瞭然で、気持ちが良い。掃除のモチベーションを上げるというアプローチは、掃除機から歴史が始まったダイソンならではの着眼点だろう。

・ダイソン
https://www.dyson.co.jp/

取材・文/小浜みゆ

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