小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

3月から攻撃再開!メールから感染するマルウェア「Emotet」の被害を受けない5つの対策

2023.04.13

世界中の組織に被害をもたらす「Emotet」

最近、再び活発化しているとされる「Emotet」について、その攻撃の再開の概要をまとめました。Emotetは、2014年に初めて発見されたトロイの木馬型マルウェアであり、世界中の組織に被害をもたらしています。今回の攻撃の再開について、どのような概要が明らかになっているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

Emotetとは?

Emotet(エモテット)は、2014年に初めて発見されたトロイの木馬型マルウェアであり、その後、度重なる改良を重ねています。最初は銀行口座情報やクレジットカード情報を盗む目的で使用されていましたが、現在では様々な悪質な活動に使用されています。

Emotetの特徴

Emotetは、スパムメールを介して拡散されることが多く、感染したコンピュータにバックドアを作成し、攻撃者が不正にアクセスできるようにします。また、感染したコンピュータに他のマルウェアをダウンロードさせることも可能です。さらに、Emotetは、ネットワーク内の他のコンピュータに感染することができ、複数のコンピュータを同時に制御することができます。これらの特徴から、Emotetは非常に危険なマルウェアの1つとして知られています。

過去の攻撃事例

Emotetによる具体的な攻撃事例としては、以下のようなものがあります。

・2020年12月、日本の金融機関を標的にしたEmotetの攻撃が報告されました。偽の請求書を添付したメールを送信し、開封した受信者から機密情報を盗み出す攻撃でした。

・2021年3月、米国のカリフォルニア州がEmotetによる攻撃を受けました。偽のメールを送信し、開封した受信者からEmotetが感染したコンピューターを制御する攻撃です。この攻撃により、州政府の機密情報が流出する事態となりました。

・2021年5月、オーストリアの製薬企業がEmotetによる攻撃を受け、多数の従業員の個人情報が流出する事態となりました。偽の求人募集のメールを送信し、開封した受信者からEmotetが感染したコンピューターを制御する攻撃でした。

これらの攻撃事例からもわかるように、Emotetはさまざまな業種や地域を標的にしており、被害が拡大している現状があります。Emotetに対する対策がますます求められている状況です。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。