ヘアケア商品開発をサポートするサイト「ヘアケア工房」を運営する近代化学は、全国の20~50代女性を対象に「年代別・髪のダメージケア」に関する調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
40・50代が気になる髪ダメージ1位は「うねり・くせ毛」〜年齢が上がるごとに増加傾向
はじめに現在気になっている髪と頭皮のダメージについて聞いた。
「あなたが気になっている髪と頭皮のダメージを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、20〜50代の各年代では、以下のような結果となった。
20代:『パサつき(49.0%)』『うねり・くせ毛(43.0%)』『切れ毛・枝毛(29.9%)』
30代:『パサつき(57.4%)』『うねり・くせ毛(49.6%)』『切れ毛・枝毛(32.8%)』
40代:『うねり・くせ毛(55.9%)』『パサつき(54.3%)』『絡まり(23.4%)』
50代:『うねり・くせ毛(57.5%)』『パサつき(47.1%)』『特になし(20.1%)』
20代、30代は「パサつき」が最多。また、年齢が上がるごとに「うねり・くせ毛」が気になる人の割合が増えていることもわかった。
ヘアケアを行なっていない理由の4割は「何をすればいいかわからない」
どの年代でも「パサつき」と「うねり・くせ毛」に悩んでいる女性が多いことがわかったが、では、ダメージを改善するためにどのようなヘアケアを取り入れているのか?
「普段、シャンプーの他にどんなヘアケアをしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『ヘアトリートメント(63.0%)』と回答した人が最も多く、次いで『ヘアオイル(35.2%)』『洗い流さないトリートメント(33.7%)』と続いている。
6割以上の人が、ヘアトリートメントを使ってケアしているようだ。その一方で、「特になし」と回答した人が1割以上いるようだが、ヘアケアをしていない理由とは?
前の質問で「特になし」と回答した人に、「ヘアケアを行っていない理由として、最も当てはまるものを教えてください」と質問したところ、『何をすればいいかわからない(40.3%)』と回答した人が最も多く、次いで『ケアするのが面倒(35.9%)』『ダメージが特にない(11.6%)』という結果が出た。
何をすればいいかわからなかったり、面倒だと感じたりしてヘアケアを行っていない人が多いことがわかる。