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発売前に約9000台の予約注文を記録した三菱「デリカミニ」はなぜ人気が高いのか?

2023.04.12

三菱自動車工業は、新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」を5月25日(木)から販売を開始する。

デリカミニ「T Premium」

この新型「デリカミニ」は「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」をコンセプトとし、広々とした室内空間と力強い走りを融合させたミニバン「デリカ」の名を冠した軽スーパーハイトワゴン。

デリカミニ「アクティブトーンスタイル」ディーラーオプション装着車

「デリカ」らしい力強い走りを予感させるSUVならではのスタイリング、アウトドアから日常使いまで利便性に優れた機能的なインテリア、後部座席でも快適に過ごすことができる広々とした室内空間、砂利道など未舗装路の運転も安心で快適な走行性能、運転支援機能「マイパイロット」や「三菱 e-Assist」などを特長とし、日常からレジャーシーンまで家族や仲間と楽しく過ごせる時間を提供する。

デリカミニ「ワイルドアドベンチャースタイル」ディーラーオプション装着車

今回の新型「デリカミニ」は1月13日(金)より予約注文を受付開始し、4月5日までの受注台数は約9,000台に達している。受注傾向としては、全体の約6割が4WDモデルを選んでおり、装備の充実したPremiumグレードが8割を超えている。

親しみやすく「デリカ」らしいフロントフェイスや、4WDモデル専用装備となる大径15インチタイヤと専用ショックアブソーバーが好評を博している。

「DAILY ADVENTURE(日常に冒険を)」をデザインテーマとした内外装

デリカミニ「T Premium」

外観は、「デリカ」らしくタフでギア感のあるSUVスタイリング。さらに、力強さと安心感を表現する立体的な「ダイナミックシールド」フロントデザインに、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを組み合わせ、凛としながらも親しみやすい、「デリカ」らしい表情とした。

また、フロントバンパーとテールゲートガーニッシュには立体的な「DELICA」ロゴを採用。前後バンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状を採用し、かつ光沢のあるブラックのホイールアーチとすることで、「デリカ」ならではのSUVらしい力強さと高い質感を表現した。

アルミホイールは、タフさを表現した形状とスタイリッシュさを持ち合わせたダークシルバー塗装とし、足元を引き締めた。ボディカラーは、新型「デリカミニ」のコンセプトに合わせて新開発した、アウトドアから都会まであらゆるシーンに馴染むアッシュグリーンメタリックを採用。2トーン6色、モノトーン6色の全12色を用意した。

デリカミニ 「T Premium」インテリア

インテリアは、アウトドアでも使いやすい機能的で快適な空間を演出。ブラックを基調色とした水平基調のインストルメントパネルに、アクティブで明るい印象を与えるライトグレーをアクセントカラーとして配置、ワイド感を強調するとともにトレイやドリンクホルダーを見やすくし、使いやすいインテリアとした。

撥水シート生地

さらに、アウトドアでの使用や小さな子どもがいる家庭での使用を想定し、汚れがつきにくく、通気性の良い撥水シート生地を採用。また座面や背もたれ中央部に立体的なエンボス加工を施すことで、蒸れにくく座り心地のよい機能的なシートとした。

広くて便利な室内空間

リヤシートは320mmの前後スライド量を確保、後席の足元空間は前席を一番後ろに下げた状態でも余裕を持って座れるほどの空間を確保している。また片側ずつスライドや背もたれを倒すこともでき、乗車人数や荷物の量に応じた多彩なシートアレンジを可能とした。

後席スライドドアは650mmの開口幅を確保するとともに、足元をフラットにし、乗降性能を確保。加えてハンズフリーオートスライドドアを採用し、たくさんの荷物で両手がふさがっている時でも、ドア下側のキックセンサーに足をかざし引くだけでスライドドアを開閉することができる。

樹脂ラゲッジボード&PVC後席シートバック

さらに、簡単に汚れをふき取ることができる素材のラゲッジボードと後席シートバックの採用により、濡れたものや泥の付いたアウトドア用品などを気にせず積むことができる。

また、後席に風を送り空気を循環させるリヤサーキュレーターにプラズマクラスターを搭載。空気循環に加え、空気浄化や脱臭、静電気除去など、室内空間の快適性を高める効果をもたらす。加えてリヤロールサンシェード装備し、直射日光を遮るとともに室内のプライバシーを確保することで、後席の快適性を高めている。

アウトドアから日常まで、安心で快適な走行性能と安全装備

165/60R15サイズの大径タイヤの採用とショックアブソーバーの専用チューニングにより、路面をしっかりと捉えながら車内には振動を伝えにくい設定とし、砂利道などの未舗装路を走行する際の安定性と快適性を高めた(4WD車のみ)。

また、アウトドアから日常まで安心してドライブを楽しめるよう、滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロールを標準装備。雪道やぬかるんだ路面で片側の駆動輪が空転した場合、スリップした駆動輪をブレーキ制御。グリップしている駆動輪の駆動力を確保することで発進をサポートする。さらに、急な下り坂や滑りやすい路面を下る際、電子制御により低車速に抑えて安心して走行することができるヒルディセントコントロールを標準装備した。

そして、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」を搭載。レーダークルーズコントロールシステム[ACC]により、アクセルペダルから足を離していても車間距離の保持をアシスト、また車線維持支援機能[LKA]によるステアリング制御で、車線中央付近を走る手助けをするなど、ドライバーの運転をサポートし負担を軽減する。

なお、運転支援機能「三菱 e-Assist」を搭載し、サポカーSワイドに対応。衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]や踏み間違い衝突防止アシスト[EAPM]など8つの運転支援機能を搭載することで、毎日の安全な運転をサポートする。

[1]衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM] 
[2]踏み間違い衝突防止アシスト[EAPM]
[3]オートマチックハイビーム[AHB]
[4]標識認識システム[TSR]
[5]先行車発進通知[LCDN]
[6]車線逸脱警報システム[LDW]&車線逸脱防止支援機能[LDP]
[7]ふらつき警報[DAA]
[8]前方衝突予測警報[PFCW]

加えて、アダプティブLEDヘッドライト[ALH](光軸自動調整機構付)をメーカーオプション設定。対向車や先行車にハイビームを照射しないよう、自動的に照射範囲を切り替えることで、対向車や先行車を幻惑させることなく、視認性を確保する。

【販売目標台数】

2,500台/月

【メーカー希望小売価格】

関連情報:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/

構成/土屋嘉久

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