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ヘディングの衝撃を4割以上低減するデサントのサッカー用プロテクター「プロテクトヘッドバンド」

2023.04.13

衝撃の吸収性だけでなく、ヘディング時に必要なボールへの反発性やフィット感も併せ持つプロテクター

サッカーにおいて、ボールの競り合いによる衝突や転倒で頭を強く打ち脳震盪を起こす事例は、子どもはもちろんトップ選手でも珍しくない。(*1)

国際サッカー連盟(FIFA)や日本サッカー協会(JFA)のルールでもプレー中の脳震盪が疑われる際の対応方法や、脳震盪後の練習復帰までの段階的なプログラムなどが定められている(*2)。

また、海外においては子どものヘディングが禁止されるなど、サッカープレー時の頭や脳への衝撃に対して慎重な動きが見られるようになってきた。

このような流れはあるものの闇雲に衝突やヘディングを恐れるのではなく、頭部外傷や対処方法への正しい知識を持ち、衝撃を緩和する予防策をとることが重要だ。

そこでデサントジャパンが展開する『アンブロ』ブランドは、頭部への衝撃を緩和することを目的としたサッカー用ヘッドバンド「プロテクトヘッドバンド」を開発。

練習はもちろん試合でも着用できることを目的に開発したこの本商品を、子どもから大人まで着用できるよう2サイズで展開し、同社公式通販「DESCENTE STORE オンライン」、サッカー専門店、スポーツチェーン店等で発売を開始した。

形状や素材の試行錯誤し、4年がかりでサッカーに相応しいプロテクターを開発

衝撃の吸収力を定量的に計測する方法を、デサントの研究開発拠点「DISC(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX)OSAKA」にて独自に開発し、その方法に基づいて一般財団法人日本自動車研究所にて衝撃製品テストを実施。ヘッドバンド未着用の状態と比べ、頭部への衝撃を43%低減するという結果を得た。

ラグビーなどでもヘッドプロテクターを着用するが、サッカーならではの特徴としてヘディングプレーがあるため、頭部の衝撃吸収性だけでなく、ボールを跳ね返す反発性やボールをコントロールするためのフィット感などが必要になる。

「プロテクトヘッドバンド」は、複数の素材や厚み、形状などの組み合わせから、衝撃吸収性と反発性のバランスをとり、さらにズレにくいよう頭にフィットするしなやかさやボールを打つときに滑りにくい表面感などを追求。

ヘディング時の感覚やボールの方向性に対しても着用の違和感が少なく、痛みの緩和にも繋がる商品の開発に至った。

頭に巻いて面ファスナーで留めるだけのシンプルな形状なので低学年の子どもでも簡単に着脱ができる。周囲の長さ57cm(M)、61cm(L)の2サイズで展開し、アジャスターでサイズの微調整もできるため、子どもから大人まで幅広く着用が可能。

汗をかく状況での着用となるため、ヘッドバンドの内側はメッシュ素材にし、内蔵の衝撃吸収素材を含め洗うことができるような素材を選んだ。また衝撃吸収材は廃棄の際に有害物質が発生しにくい素材を使い、環境にも配慮している。

製品概要

品名:アンブロ プロテクトヘッドバンド
品番:UUAVJX01
メーカー希望小売価格:¥4,730(税込)
カラー:BLK(ブラック)
サイズ:M(約57cm) / L(約61cm)
販売場所:デサント公式通販「DESCENTE STORE オンライン」、サッカー専門店、スポーツオーソリティほかスポーツチェーン店

(*1)
脳震盪の頻度について
2014年のブラジルワールドカップでは、全64試合で傷害が104件発生。頭部外傷は19件(18%)で、そのうち脳振盪は5件に及び全傷害の5%、頭部外傷のうち26.3%を占めた。

また2014年のJリーグではJ1~3のカテゴリーで起きた全傷害619件のうち、頭頚部外傷は136件(22.0%)、脳振盪は14件(全傷害の 2.3%、頭頚部外傷の10.3%)であった。

2005年度から2011年度に3万円以上の災害共済給付(医療費)を行った、中学校及び高等学校の体育活動よる頭頚部の外傷事例4,396件のうちサッカーは837件、その中で脳振盪は235件(28.1%)。

サッカーでの脳振盪の頻度は、全傷害のうち2〜5%、頭頚部外傷のうち10〜28%となり、少なくない数字といえる。

脳震盪の原因について
2014年のブラジルワールドカップでは、頭部外傷19件中18件(94.7%)が相手との接触が原因。2014年J1でも45件の頭頚部外傷のうち44件(98%)が接触によるもの、学校管理下の体育活動においては、837件の頭頚部外傷のうち584件(69.8%)が人との接触によるものであった。

トッププロにおいてはほぼコンタクトプレーによって発生し、学校管理下においては、人との接触についでボールや設備と接触が多く145件(17.3%)であった。出典はいずれも日本臨床スポーツ医学会誌第25巻第2号「サッカーにおける脳振盪の現状と対策」より

(*2)JFA サッカーにおける脳振盪に対する指針

構成/Ara

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