コロナ禍では、在宅時間が増えたことにより夫婦間でトラブルが増え「コロナ離婚」という言葉まで生まれた。夫婦のトラブルと言えば浮気が挙げられる。浮気は文化だといったのは、今はもう昔の話だが、現代の浮気はどのような状況にあるのだろうか。
ハル探偵社を展開するHALは、浮気に関するアンケート調査を2021年8月31日~9月3日に実施、1024名からの回答を得たので、結果をお伝えしよう。
配偶者が浮気していると疑ったきっかけや、発覚した場合の対処
配偶者の浮気を疑ったと答えた人は、全体の28%であった。
配偶者の浮気を疑ったきっかけ(複数回答)は、「LINE(ライン)などのSNSでのやりとりを見た」が47%、「帰りが遅い」が45%、「電話の履歴」13%となっている。配偶者のスマートフォンをチェックするなどして判明することが多いよう。
浮気を疑ったあとの行動で最も多かったのは「なにもしない」の46%、次に「本人に直接聞く」が39%、「探偵に相談」は6%、「弁護士に相談」は4%となっていた。
配偶者の浮気が発覚した場合の行動で最も多かったのは、「本人に直接聞く」が58%、次が「なにもしない」の23%、「弁護士に相談」が9%、「探偵に相談」が6%という結果に。
浮気調査にかけてもいいと思う費用は10万円未満が78%で最多
配偶者が浮気をしている場合、自分で証拠を集めると答えた人は57%であった。
自分で証拠を取ろうと考えた人の理由
自分で浮気の証拠を集めると答えた人に、その理由を聞いた結果(502名が回答)の上位の回答は「事実を知りたい」「浮気相手を知りたい」といった内容のものが46%、「今後の話し合い」「離婚・慰謝料請求」「裁判」を有利に進めるためといった目的が40%、「お金をかけたくない」と言う意見が10%であった。
自分で証拠を取らないと考えた人の理由
自分で浮気の証拠を集めないと答えた人に、その理由を聞いた結果(310名が回答)の上位の回答は「めんどう」といった内容のものが24%、「疑っていない」といったものが17%、「(浮気していても)かまわない」「興味がない」と言う意見が14%、「関係を維持したい」「揉めたくない」といった意見が7.4%という結果に。
探偵事務所を選ぶ基準について1024名全員から得た回答の上位3位は、「価格」が最も多く29%、続いて「調査力」が27%、「実績」が27%となった。
探偵事務所へ依頼する調査内容について1024名全員から得た回答の上位3位は、「浮気・不倫調査」が最も多く50%、次いで「素行調査」が19%、「身元調査」が17%と続く。
浮気調査にかけてもいい費用に関する質問では、1024名中78%が「10万円未満」と回答している。
調査概要
調査期間:2021年8月31日~9月3日
調査方法:インターネット調査
調査概要:浮気に関する調査
調査対象:全国の20代~50代の既婚者の男女1024名(男性510名、女性514名)
アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ
関連情報:https://hal-tanteisya.com/
構成/Ara