【AJの読み】中古リノベーションのデメリットを丸ごと解決した無印良品のリノベーション
中古物件のリノベーションは、好立地でも割安で手に入れることができ、特に価格が高騰している首都圏での人気は高い。ただ、中古物件を探すのに手間と時間がかかること、改装工事を行うため住むまでに半年ほどかかりすぐに入居できない、解体してから不具合が判明して追加修繕費がかかる場合があるなど、デメリットも伴う。「MUJI INFILL 0 完成品」はそうしたデメリットを丸ごと払拭したリノベーション物件で、快適性や安全性を担保している点も安心できる。
「無印良品のリノベーション」では、自宅リノベーション、中古物件探しとリノベーション、リノベーション完成品販売を行うが、青山、東京有明の拠点に続き横浜ランドマークが3月にオープン。施工エリアは一都三県の一部地域で、横浜オープンに伴い、神奈川県はこれまでの横浜・川崎・大和・相模原に加え、横須賀・三浦・湘南・県央地域まで拡大する。
MUJII NFILL 0の特長を体験できるモデルルームは59 ㎡。キッチンを中心とした広い空間で、廊下がほとんどなく、引き戸、家具により暮らし方に合わせ変えられる間取りになっている。全体はシンプルな空間になっているが、無印良品のみならず、新たに採用したIDÉEの家具やビンテージ雑貨、アートによるスタイリングで好みの空間を作れる。
食洗機を導入できるオリジナルキッチンや、木製洗面台を採用。洗面台は広い天板を活かして、洗濯物を畳んだり、ワークスペースにも活用できる。
文/阿部純子