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ひとり暮らしの部屋選びで決め手となったポイントTOP3、3位駅からの距離、2位部屋の広さ、1位は?

2023.04.05

引っ越し作業、“自力”派は約4人に1人に。コロナ禍の影響で増加か

ひとり暮らしの引っ越しは専門業者に頼むのか、それとも自分で行うのだろうか。これまでの引っ越しについて聞いたところ、全体では「いずれも業者に依頼」が52.5%、「業者に依頼したこともあるし自分で行ったこともある」が23.5%、「いずれも自分で行った」が24.0%であった。

この結果から、一度でも“自力”で引っ越しをした経験のある人が47.5%と半数近くおり、女性でも4割超(42.5%)と意外に多いことがわかる。ひとり暮らしゆえの荷物の少なさが大きな要因といえそうだが、引っ越し費用の節約という面もあるよう。

前回との比較では、大きな差はみられなかったが、「いずれも自分で行った」が18.5%→24.0%と、コロナ禍の影響からか若干“自力”派が増加していた。

※以下、質問5~7については、質問4で「いずれも業者に依頼」、「業者に依頼したこともあるし自分で行ったこともある」と回答した304名に聞いている。

引っ越し業者選びは「価格」第一でタイパを求める傾向に

「価格」(82.9%)が他の項目を大きく引き離した。2位は「作業の丁寧さ」(38.2%)で、以下「知名度、ブランド」(35.5%)、「作業スピード」(27.6%)、「スタッフの対応」(24.7%)と続く。

男女で比較的大きな差が出たのは「スタッフの対応」で男性18.1%に対し女性は30.6%であった。女性にとっては、スタッフの“接客対応能力”も業者選びの重要なポイントになっているようだ。

前回との比較では、「価格」の割合が91.4%→82.9%に減少していたが、その反面、「作業スピード」が19.9%→27.6%と7.7ポイントアップしている。“タイパ(タイムパフォーマンス:時間対効率)”が求められる時代を反映した結果なのだろうか。

引っ越し費用の相場は“6万円以下”が約6割、平均金額は「52,425円」

では、実際の費用はどのくらいだろうか。最も多かったのは「5万円」(23.7%)で、以下「3万円以下」(21.7%)、「4万円」(13.8%)、「6万円」(10.2%)の順になった。これらを合わせると約7割(69.4%)となり、“6万円以下”というのが一般的な相場のよう。

一方、「0円」の回答は約1割(11.8%)で平均金額は、全体では52,425円(※2)であった。男性は54,180円、女性は50,958円と男性の方が僅かながら高い傾向にあるようだ。

前回との比較では、全体で約4千円(+3,734円)アップしている。性別・年代別のすべての項目でアップしており、物価上昇という世相を反映した結果となった。

※2:回答者304人から、「0円(会社や親が全額負担)」回答者36人(男性22人、女性14人/20代19人、30代17人)を除いた268人の平均値。「3万円以下」は3万円、「10万円以上」は10万円で算出

コロナ禍が始まって以降で引っ越しをした人は約4割、「リモートワーク」や「通勤の密を避ける」ための引っ越しは少数

コロナ禍が始まって以降(2020年3月~)、現在までに引っ越しを「した」が42.8%、「していない」が57.3%であった。

「した」人(171人)の理由は、「もっとよい物件に住みたいと思った」(27.5%)、「転勤のため」(26.9%)、「単に部屋の契約更新のタイミングだった」(24.0%)の大きく3つに分かれている。

一方、「リモートワークに適した物件に住みたかった」、「通勤の密を避けるため、勤務地に近いところに住みたかった」といったコロナ禍由来の理由で引っ越しをした人はともに4.7%と意外に少数であった。

「しなかった」人(229人)の理由は、ほぼ「必要がなかったから」(86.9%)、「引っ越ししたかったが、コロナ禍なので控えた」という人は4.8%。

この結果を見ると、引っ越しをした人もしなかった人も、コロナ禍による影響を大きく受けたわけではないことがわかる。

引っ越しを手伝ってほしい有名人、1位は「なかやまきんに君」さん

最も多く支持を集めたのが、お笑いタレントの「なかやまきんに君」さん(53票)で、断トツ1位に。ボディビルダーとしても知られ、昨年度の流行語大賞では「ヤー!パワー!」が選出された。

同じくボディビルダーとして活動するお笑いコンビ・オードリーの「春日俊彰」さんも3位に。両人とも、テレビやCMを介して優しい人柄が伝わってくる。この辺りもポイントで、まさに“気は優しくて力持ち”という点が評価を得たといえそうだ。

調査概要
調査期間:2023年2月21日~2月22日
調査方法:インターネットによる調査(インターネット調査会社を通じてサンプリング・集計)
調査対象:首都圏※在住 独身・ひとり暮らしの20代~30代 男女400人
※1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)
※ひとり暮らしを始めて1回以上引っ越し経験のある人

関連情報:https://www.fjnext-hd.co.jp/

構成/Ara

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