コーヒーに合うプリン
「COLINA COFFEE」のブラジルプジン
練乳が入っている上にスポンジ付きのプリン…。何やら濃厚で食べ応えがありそうだ。大阪府吹田市にある「COLINA COFFEE」では、実際にプジンを提供している。さらに、そこではブラジルプリン(プジン)研究家である中津雄春氏直伝のプジンが食べられるんだとか。店主である岩田浩一氏に話を聞いた。
岩田氏は以前、都内で勤務していた頃に、清澄白河のArise Coffee Entangle(現「TOKAKU coffee+」)にてプジンに出会った。コーヒーに合うその味わいに、一瞬で虜になったという。
「その時食べた『中津さんのブラジルプヂン』が印象に残り、後からネットで検索したところ、プジン研究家である中津雄春氏のホームページを見つけました。そこからメールでアクセスし、中津さんと東京で打ち合わせさせていただき、カフェ向けのレシピを提供していただき、作り方を習得しました」
プジンの魅力について岩田氏は次のように話している。
「まず、スポンジ生地と二層になった見た目のインパクトがあります。そして練乳をつかうプリン生地の濃厚さと、しっかり固めの食感が魅力だとおもいます」
甘すぎない大人な味わいのプジンは、“昔ながらの懐かしいプリン”を彷彿とさせるんだとか。
「他にも、幅広いコーヒーとのペアリングができます。コーヒー店を営む私にとっては、そこが一番の魅力です。浅煎りのフルーティなコーヒーからしっかり深めのコーヒーまで、甘すぎない味わいがコーヒーのフレーバーを高めてくれると感じています」
「ブラジルプジン」価格は店内450円(税込)、お持ち帰り480円(税込)
プジンは、固めで濃厚かつ“苦甘”が楽しめ、コーヒーに合う大人のプリンといったところだろうか。コーヒー好きとしては、是非とももっと盛り上がりを期待したいスイーツだ。
・「COLINA COFFEE」(http://colina-coffee.com)
取材・文/まなたろう