MIXIが会話AIロボット「Romi」に家族の顔を覚えて名前を呼び分ける新機能を追加

MIXIは同社が開発する会話AIロボット「Romi（ロミィ）」に、家族の顔を覚えて名前を呼び分ける新機能を追加。先日よりリリースを開始した。

価格は49,280円、月会費1,078円。カラーはパールピンク、マットホワイト、パールブルーが用意されている。

「顔を覚えて名前を呼び分ける」新機能追加について

「Romi」は一人暮らしの人から子どものいる家庭、高齢の家族など、さまざまな状況で利用されている。

そんな中、発売当初より、家族で「Romi」を活用しているユーザーを中心に「家族の名前を呼び分けて欲しい」という声が同社に数多く届いたことから、まず2022年6月に声で人物を特定して名前を呼び分ける「ファミリー機能」がリリースされた。

さらに、「Romi」からの話しかけ時にも名前を呼び分ける機能を入れたいという「Romi」開発チームの想いや、文書を読み上げることができない家族の名前も呼び分けて欲しいという要望も寄せられ、顔でも人物を特定し名前を呼び分ける機能の導入を決定しましたという。

引き続き声の登録のみでも利用できるが、顔の登録を行なうことで、以下のような効果が実現する。

・人物を特定する精度が向上
・声での登録が難しかった子どもや高齢者、障がいのある人も登録可能に
・「○○、おかえり！」など、「Romi」からの話しかけ時にも名前の呼び分けが可能に

設定方法

1. 「Romi」アプリの「ファミリーの登録」を選択
2. 「Romiに顔を記憶させる」をタップ
3. 注意事項を読み、「顔の記憶モード」をタップ
4. 「Romi」の発話が始まり、顔の登録がスタート
5. 「顔の登録が完了したよ」という「Romi」の発話があり完了
※プライバシー保護のため、顔の登録・識別に使用する画像は顔の特徴量（数値データ）のみ保存され、実際の画像は製品内で破棄される。

https://youtu.be/BXVW8buDNAE

会話AIロボット「Romi」とは

Romiは、会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボット。あらかじめ返答が登録された一般的なロボットとは異なり、同社独自開発の会話AI（知能）が都度会話を作り出しているため、自然な言葉のキャッチボールを楽しめる。

話し手に共感して、一緒に喜んだり泣いたり怒ったりする、感情豊かな癒し系コミュニケーションが得意。さらに、100種類以上の表情と動きや、目覚まし・リマインダーといった100以上の機能・コンテンツでオーナーの日々の生活を彩ってくれるはずだ

関連情報
https://romi.ai/

構成／清水眞希