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女性医師の6割が「勤務先で不調に陥った時に休みを取れる環境や制度がない」

2023.04.05

医療人材総合サービスを展開するエムステージは、女性医師の健康と職場環境について、女性医師115名にアンケート調査を実施。解答結果をグラフにまとめて発表した。

女性医師の健康への最大不安は「体力の衰え」

現在、自身の健康に関して不安に感じていることとして、「体力の衰え」(68)が最も番多く、次いで「運動不足」(67)、「精神的な疲れ」(46)、「睡眠不足」(32)、女性特有の「月経前症候群(PMS)」(16)、「不妊・妊活」(11)が続いた。

このような健康への不安に対し、日常で気を付けていることや、取り入れている健康法・ストレス解消法が「ある」という回答は約7割となり、多くの女性医師が独自の健康法・ストレス解消法を持つことがわかった。

女性医師の健康法「運動」や「食」に関することが上位に

自身の健康法やストレス解消法として、半数以上が「運動」や「食」に関することと回答。

また、具体的な内容としては、「とにかくよく歩く」など、歩くことを心掛けている回答が多くみられた。

仕事への支障、約9割の女性医師が「あってはならない」

勤務先で不調に陥ってしまったとき、「自身の体調不良によって、仕事に支障をきたすなど影響があってはならない」と思う女性医師は約9割にも及び、多くが自身の体調不良による仕事への影響を「あってはならない」と感じていることがわかった。

約6割の女性医師が不調の際に休みを取れる環境に「ない」

勤務先で不調に陥ってしまった際に、休みを取れる環境や制度が「ある」と回答したのは38.3%、「ない」と回答したのは61.7%となり、約6割の女性医師は不調の際に休みを取れる環境にないことが判明した。

そのような環境下のなかで不調に陥った際の対処法は「薬を飲む」(43)、「隙間時間で休む」(38)、「我慢する」(37)だった。

また、「ある」と回答した具体的な内容としては、「チーム医療のため、休みを交互に取るなどして対応しています。」(40代/一般内科/勤務医(非常勤のみ))、「コロナ感染による自宅療養や胃腸炎での自宅療養の際、代務医師を手配していただきました。」(40代/呼吸器内科/勤務医(健診施設や老健など))などの回答が見られた。

「働きやすい」と感じる職場について

女性医師が「働きやすい」と感じる医療機関の特徴として、「短時間勤務やフレックス勤務ができる」(74)が一番多く、「複数主治医制を採用している」(70)、「週4日勤務など、勤務日数の相談ができる」(69)、「当直やオンコールが免除される」(63)、「長時間勤務、時間外労働がない」(60)が続いた。

また勤務先で「あって助かった支援」では、当直免除や、子供同伴の出勤などが見られました。反対に、「充実させてほしい支援」として、複数の医師で診療する体制や、融通の利く勤務体制などの回答が多く寄せられた。

調査概要
調査日/2023年3月7日~3月14日
対象/Dr.転職なび・Dr.アルなびに登録する会員女性医師
調査方法/webアンケート
有効回答数/115

関連情報
https://www.mstage-corp.jp/

構成/清水眞希

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