子どもはいつどこで泣き出したり、グズったりするかわからない。特に、電車や商業施設など、大勢の人がいる中でわが子の大泣き・グズりが始まった際には、肩身の狭い思いをしてしまうパパ・ママも多いのではないだろうか?
西松屋はこのほど、全国の子育て層(未就学児を持つ20~40代男女)200名、全国の非子育て層(子どものいない+子育て終了した18~57歳男女)200名を対象に、「子育て応援に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
ママの8割、パパの半数以上が外出の際に子供の行動が原因で周りに申し訳ないと感じている。
全国の子育て層である女性・男性各100名に対し、「外出中、お子さんの行動等が原因で、何か困った際に、周りに申し訳ないと感じたことはありますか?」と聞いたところ、ママの約8割、パパの半数以上が「申し訳ないと感じたことがある」と答えた。
さらに、「お子さんとの外出中に、周囲の助けを求めたかったシーンはありますか?」という質問に、助けられた経験のあるママ・パパはわずか24.0%だった。
一方で、実際に助けてほしい状況であっても24.0%のママ・パパが「助けを求めづらい」、「迷惑がかかる」などの理由が原因で、自分たちだけで対処する必要があり、助けを求めづらいという思いも垣間見れた。
「お子さんとの外出中、ふとした時に貰って嬉しかった言葉はありますか?(複数回答)」に対する回答のトップ3は、1位「お母さん・お父さん頑張ってるね(29.0%)」、2位「子どもは元気が一番(26.5%)」、3位「いい子に育ててるわね(20.0%)」となった。
その他、「赤ちゃんは泣くのが仕事だからね!(29歳女性)」「子どもを見てると元気をもらうと言われた(41歳男性)」「にこにこしてご機嫌だね(45歳女性)」といった言葉を貰ったことのある人もいた。
3人に1人が困っているママ・パパを助けたい“子育てサポーター”と判明
非子育て層の人に対して、『外出中、ママ・パパが困っている様子の際に、実際に助けたことがありますか?』と質問したところ、3人に1人が「困っているママ・パパを助けたい」と回答した。一方で、助けたいと思っている人のうち、38.4%が「勇気が出ず助けることができなかった」という結果になっている。
実際に、ママ・パパが“周囲の人に助けられた”と感じた場面は、「“頑張ってください”“可愛いですね”といったポジティブな声をかけてもらった(30.5%)」、「実際に行動を起こしてくれた(21.5%)」、「“お手伝いしましょうか”と声をかけてもらった(20.5%)」となった。
社会全体からの支援について、「身近な人や周囲のサポート」が過半数以上から求められている結果に。
非子育て層に対し『子育てをする人に対する社会全体からの支援について、十分だと感じますか?』と聞いたところ、子育て経験のない人でも69.0%が“さらなる社会全体の支援”を求めていることがわかった。
また、前問で「社会全体からの支援が足りていない」と回答した人が具体的に求める要素として、「身近な人や周囲のサポート」が55.1%と、過半数以上から求められているという結果になった。
<調査概要>
・調査方法:インターネット調査・調査時期:2023年2月
・調査対象:全国の子育て層(未就学児を持つ20~40代男女)200名、全国の非子育て層(子どものいない+子育て終了した18
~57歳男女)200名
※男女均等割付。
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
※子育て終了=末子が大学生以上を指す。
出典元:西松屋
構成/こじへい