働く環境・スタイルの変化だけでなく、ペーパーレス化が加速。コロナ禍以前/以後でバッグに対するニーズも変わった。電車通勤、自転車通勤、出張兼用の3つの通勤手段・働き方に合わせて進化した最新のビジネスリュックを紹介する。
仕事効率を上げるバッグの選び方
編集 ワタナベ スタイリスト 小林知典さん
コバヤシ ファッションのトレンドと同じように、働き方は多様化しました。リュックタイプが主流になりましたが、メーカーは〝すべてのビジネスパーソンを満足させるバッグ〟を提案しにくくなっていると思います。
ワタナベ しかも、カジュアルなビジネスウエアとバランスをとる必要がある。オーソドックスなスタイリングが中心だったエースが、四角くないビジネスリュックを提案していることに時代の変化を感じますね。
ワタナベ そのうえで、バッグでパフォーマンスの最大化を目指すなら、やっぱり整理収納術の基本に立ち返るのが正攻法。
コバヤシ 〝荷物の量に合わせたバッグを選ぶ〟ですね。コロナ禍でペーパーレス化が一気に進み、タブレット端末で仕事を完結できる人もいます。
ワタナベ それなら電車通勤に適した厚さ10cm未満の超薄型、あるいは小型のスリングタイプで自転車通勤する選択肢もある。
コバヤシ それから出張ニーズの増加を見据えて機能的なリュックの提案も相次いでいます。
ワタナベ ひと昔前は〝大は小を兼ねる〟出張バッグが主流でしたけど、今は通勤/休日で使える中庸なモデルが正解です。
スリムで前持ちしやすいから電車通勤時のストレスが軽減
DIME×BERMAS『DIME別注L字開閉スリムリュック』
1万9800円
抱え持ちに最適化!
荷物を素早く取り出せる片縫い仕上げのPCスリーブが特徴。表地は水滴を玉のように弾くテフロン加工済みの高密度ナイロン。
RAIZON『RAIZON スリムバックパック』
8800円
究極のミニマルを追求
重量は何とペットボトル1本分。体圧分散機能を備えた特許出願中のベルトによって、見た目以上に軽い背負い心地を実現した。
ビジネスレザーファクトリー『スリムバックパック』
1万8699円
[見た目スッキリ!][身軽!軽量!]
一般的に2kg前後の本革リュックがこの軽さ! ボディーの厚みはわずか8cmでキャリバー通し付き。主室に13インチサイズのPCスリーブ、大小5つのポケットを備える。
本革なのに1kg以下
荷物を最小化しやすいから通勤時の機動力がアップ
インケース『リフォーム スリングパック』
1万6500円
[身軽!軽量!][多機能!]
前後2層式スリングバッグ。後層は11インチまでの『MacBook Air』『iPad』収納サイズ、前層にはペンホルダーなどのオーガナイザーを備える。肩掛け、腰巻きの2WAY仕様。
『iPad』がぴったり入る
DIME×BERMAS『ビジネスワンショルダーバッグ』
1万6500円
クラッチバッグにもなる
小ぶりのボディーはきっかり13インチPC収納サイズ。トップとサイドにポケットを設け、荷物の取り出しやすさにもこだわった。
エース『クロスリングCB Mサイズ』
1万8700円
B5サイズの新構造バッグ
上下のファスナーからアクセス可能な前面ポケットは何と容量拡張機能付き。10.1インチまでのタブレットを主室に収納できる。