ヤマハの125ccは3兄弟
続いてやってきたのはヤマハブースです。ニュースサイトやSNSで大きな話題を呼んでいたのは、排気量125ccの新型3車種です。
125ccクラスといえば取り扱いが簡単で維持費も安く、手軽に遊べることでビギナーからベテランまで幅広い層から人気があります。
これまでヤマハには125ccクラスの国内ラインアップが少なく、多くのライダーから期待されていましたが…まさか一気に3車種も投入されるなんて!
上から順番に『XSR125』、『YZF-R125』、『MT-125』。それぞれネオレトロなネイキッド、スポーツ、ストリートファイターのジャンルで、共通の水冷単気筒エンジンを積んでいます。
排気量としては入門バイクのように見られがちですが、先行販売されているヨーロッパでは見た目以上に充実した装備と本格的な性能ですでに大人気ということ。
残念ながら今回は参考出展のため実車に跨ることはできませんでしたが、発売されたら3台を乗り比べてみたくなりました!
新型車ではないところで気になったのが『テネレ700』。純正外装パーツを装着した車両が鮮やかで可愛かったため、跨ってみました。
ラリーなどにも採用され、本格アドベンチャーバイクとして有名なテネレ700。シート高は875mmと足つきが悪く、もちろん筆者では惨敗!片足すらも届かないほどでした。
筆者はアドベンチャーバイクの機能やデザインが大好きなのですが、どんなにライディングが上手くなったとしても手が届かない存在。高嶺の花ってヤツなのかもしれません。
スズキの新型車は豊作だ!
800ccクラスの完全新型バイクが2台もお披露目されていたのはスズキブースです。
1台目は『GSX-8S』。鋭い眼光が特徴のストリートファイターです。
公式発表によると、新開発の並列2気筒・775㏄のエンジンにより、ライダーの思うままに加速・快適で軽快にコントロールできる性能を持っているということ。実物を見るとオーラが感じられ、今後のスズキの看板車両になるのではないかと感じました。
シート高は810mmと、筆者の身長では片足背伸びでつくぐらいです。取り回しには練習が必要そうですが、先ほどまでほとんど足がつかないバイクが連続していたため、少しホッとしました。
2台目は、GSX-8Sと同型のエンジンを積むアドベンチャーバイク『Vストローム800DE』です。
一番手前がVストローム800DE。Vストローム250/1050は以前からの人気車両で、今回はミドルクラスに新車両を追加した形。
アドベンチャーバイクというだけあって、シート高は855mmとなかなか凶悪です。筆者は片足でつま先が地面にギリギリ接する程度。
イタリアで開催された試乗会のレポートによると、ダートの走破性が向上しているということ!自信のある方は是非乗り比べをして教えてもらえると嬉しいです。
同じVストロームでも、250ccの『VストロームSX』はシート高835mm。これなら筆者でも乗れるかも…?