すごいアイテムを発見しました!その名も、カブヌシ専用「ランドセル型サイドバッグ」です!!
昔からスーパーカブとランドセルの相性の良さには定評があり、実際に使用しているカブ乗りの方も少なくありません。多くは子供が使い終わったあとのものを譲り受けたり、購入したりしていたようですが…。
なんと「て、て、て、天使のはーね♪」のCMでお馴染みの老舗ランドセルメーカー、セイバンさんから直々に専用品が発売されたのです!
老舗ランドセルメーカーが作ったサイドバッグ
ジャジャン、こちらがカブヌシ専用「ランドセル型サイドバッグ」の実物です!
今回お借りしたのは、愛車クロスカブ110にピッタリなカーキのカラー。
さすがは老舗メーカーが作ったサイドバッグ。丈夫な人工皮革が使用されており、艶やかでキレイだし丈夫そうだし、なにより形がランドセルそのものでとってもかわいいのです。
通常のランドセルとの違いはいくつかあるのですが、一番大きいのは背面のベルトです。
通常は肩にかけるためにループ状になっていますが、ランドセル型サイドバッグの場合はバイクのキャリアに取り付けやすいよう、本体と同色のベルトと紐が2本ずつ付属しています。
ランドセル型サイドバッグの装着方法
ランドセル型サイドバッグを装着するために用意すべきものは2点。バイクのリアキャリアと、サイドバッグステーです。
キャリアとステーに専用品はなく、一般的なバイク用品メーカーから販売されているものであれば、問題なく使用できます。カブの場合はもともとリアキャリアが付いているため、サイドバッグステーのみ用意すればOKです。
①装着する場所を決め、ベルトをサイドバッグに通して固定します
②紐をサイドバッグステーに結んで固定します(ほどけないように注意)
③紐がリヤタイヤに巻き込まれていないことを確認すれば、以上で装着完了です!
丈夫なベルトで見た目以上に強固に固定されているため、落下の心配はありません。
セイバンさんによると、ランドセルのフォルムを保ちつつバイクに安全に取り付けるため、試行錯誤があったのだそうです。
ご覧ください、デザイン的にも相性バッチリです!
筆者はクロスカブに装着しましたが、もちろんスーパーカブやハンターカブにも使用可能です。
ランドセル型サイドバッグを使ってみた!
ランドセル型サイドバッグの容量は、約8L。
財布とペットボトル、スマホとモバイルバッテリーなどを入れてもかなり余裕があり、十分日帰りツーリングに出かけられるぐらいの容量が確保されています。
今回出かけたのは、合計8時間ほどのピクニックツーリングです。
ザッと入れてみた感じ、バーナーと鍋、食材などが余裕で入りました。
荷物を入れて走っても、ブレたりベルトが緩んだりということはナシ。安心して走行できました。
もちろん、走行中にカブセ(蓋)が開くことはありません。なぜならカブセにワンタッチ式の錠前がついているのですが…、見てください!
ランドセルとほとんど同じ形をしているのです!
この形状を見るだけで、子供のころに初めてランドセルを背負った瞬間の記憶がよみがえります。地元の道を歩いて通学していた時のキラキラした気持ちを思い出し、なんだか胸がときめいちゃいました!
さらには、走行中に中身が落ちにくい工夫、そして通常のランドセルとの違いのひとつとして、レインガード(中蓋)があります。
レインガードはサイドバッグの口を全体的に覆うような形になっています。急に雨が降っても中身が濡れにくいのはもちろん、段差や悪路などで車体が跳ねても荷物が飛び出しにくく、安全性が向上しているのです。
ただし防水仕様ではないため、強い雨が降り始めた場合はサイドバッグ丸ごとをレインカバーで覆ったり、雨宿りをしたりする必要があります。
クラウドファンディングにて発売中!
一日使ってみて、カブヌシ専用「ランドセル型サイドバッグ」の可愛さに大満足。駐輪場に停めているのを眺めるだけでニコニコしちゃいました。
おまけにガバッと口が開いて荷物を取り出しやすく、予想以上の使いやすさにも驚きました!
お値段は通常価格4万9500円。レザー調の国産バッグ、そしてセイバンさんが78年もの歴史のなかで培われた技術を考えると、まさにお値段以上の価値があるアイテムなのではないでしょうか。
カラー展開は4色。クラウドファンディング『CAMPFIRE』にて、数量限定で購入可能ということです。
左から順に、カーキ(特別カラー)、カーマインレッド、ブラック、ブラウン
日本製!天使のはねのセイバンがカブヌシ専用「ランドセル型サイドバッグ」を開発!
文/高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com
編集/inox.