日本エー・アイ・シーは、アラジンブランド初のコーヒーメーカー「アラジン コーヒーブリュワー」の一般販売を開始した。価格はオープンで、実勢価格は37,000円前後。カラーはグリーンとブラックの2色を用意する。
雑味を抑えるアラジン独自の方式「バイパスドリップ」を採用
「アラジン コーヒーブリュワー」は、同社の人気製品である「グラファイトトースター」で焼いた美味しいトーストと一緒に、美味しいコーヒーを提供したいとの想いから、約4年をかけて開発したという製品。
昨年12月にクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」にて先行予約販売を実施したところ、プロジェクト開始後わずか30分で目標金額100万円を達成。プロジェクト開始20日後には累計1,000個が完売、最終3,200万円と目標の3,200%を突破し、一般販売の前から注目を集めていた。
そんな「アラジン コーヒーブリュワー」の最大の特徴は、コーヒー本来の旨味を抽出し、雑味を抑えるアラジン独自の方式「バイパスドリップ」を採用したところ。ピュアコーヒーを抽出するルートと差し湯するルートが分かれており、雑味成分の多い後半部分を抽出しないようにドリッパーをバイパスし、差し湯を行なうことで、雑味を抑えることができるのだ。
もちろん、抽出プログラムと温度管理にもこだわっており、まず、蒸らし前にスチームで粉温度を上げ、安定した抽出を行なう準備する。続いて、濃いコーヒーを抽出するために最初の滴下の後60秒間しっくり蒸らし、雑味を出しにくい温度で抽出する。これらとバイパスドリップの組み合わせにより、雑味を抑えた、美味しいコーヒーの抽出を可能とした。
また、コーヒーのテイストは、好みやシーンに合わせて選べるよう、軽やかな酸味とすっきりした味わいの「クリア(C)」、雑味を抑えたバランスの良いまろやかな味わいの「マイルド(M)」、ほどよい苦みと深みのある味わいの「ストロング(S)」、贅沢な濃い味わいで、カフェオレやアイスコーヒなどのアレンジにおすすめの「デミタス(D)」の4種類を用意。
抽出量もレギュラーカップサイズ(約130ml)、マグカップサイズ(約250ml)の2サイズから選択でき、カップに合わせて本体トレイの高さを3段階で調節することも可能だ。
さらに、お手入れのしやすさにも配慮し、ニオイが移りにくく丸洗い可能なステンレス製ドリッパーを採用。ボイラー内もクエン酸で洗浄することができるので、清潔な状態を保つことができる。
コーヒー抽出時間(1回)はレギュラーカップが約4分、マグカップが約4分30秒。水タンク容量は1.0L。本体サイズはW155×D254×H414mm、重量は約3.1g。コード長は約1.2m。計量スプーンとペーパーフィルター(5枚)が付属する。
製品情報
https://aladdin-aic.com/product/coffeebrewer
構成/立原尚子