ソニーマーケティンは、HDマルチパーパスカメラ「HDC-P31」を4月3日に発売する。希望小売価格は2,640,000円。
「HDC-P31」は、HDポータブルカメラ「HDC-3100」と同じく、グローバルシャッター機能付き2/3型3板式HD CMOSイメージセンサーを搭載し、F12の高感度、S/N 62dBの高画質を実現したHDマルチパーパスカメラ。
グローバルシャッター機能により、ローリングシャッター歪みやフラッシュバンドのない映像表現が可能で、スポーツなどの動きの速い被写体の撮影や、高速にパンしたときにも歪みの少ない映像が撮影できる。
また、コンパクト・軽量、かつ幅112mmのスリムな筐体のデザインなので、撮影者が入れないような狭い場所への設置、またクレーンに設置しての高所撮影など、多様なアングルにて撮影することが可能。
報道スタジオなどにおけるリモコン雲台カメラや、カメラジンバルと組み合わせたワイヤレスカメラとしての運用など、多くの映像制作シーンで活用することができる。
さらに、HD 59.94iフォーマットに標準対応し、オプションソフトウェアを追加することで、プログレッシブ(※1)やPsFフォーマット(※2)にも対応可能。さまざまな撮像フォーマットに対応できるので、放送向けの映像制作だけでなく、OTT向けの映像配信や音楽ライブ・舞台などの収録にも活用できる。加えて、「HDC-5000シリーズ/3000シリーズ」と同様に、ユーザーガンマ(※3)にも対応可能だ。
そのほか、Webブラウザに本体のIPアドレスを入力してアクセスすることで、各種設定(各端子からの出力フォーマット設定、本体のアラーム監視など)をPCで行なうこともできる。
外形寸法は約幅112×高さ140×奥行206mm、質量は約2.3kg(本体のみ)。カメラナンバーラベル(1式)、取扱説明書(CD-ROM)×1、ご使用になる前に×1を付属する。
※1 プログレッシブフォーマット対応ソフトウェア「HZC-PRV50」が必要
※2 HD PsFフォーマット対応ソフトウェア「HZC-PSF50」が必要
※3 ユーザーガンマ/RGB4:4:4対応ソフトウェア「HZC-UG50」が必要
製品情報
https://www.sony.jp/system-camera/products/HDC-P31/
構成/立原尚子