季節の変わり目は、衣替えと同じように、スリッパも季節に合わせて変えどきだ。来客が多ければ、スリッパラックを華やかにするものをと思うかもしれないが、家族だけなら自分自身が快適にいられるものを選びたい。そんなときは、「ダイソー」をチェックするのがおすすめ。デザイン重視や機能重視など、目的別に選ぶことができる。
スリッパは、100円~300円(税抜き)でタグに特徴が記されている
価格と機能はタグをチェック。
「ダイソー」といえば、100円均一と思いがちだが、近年は、100円(税抜き)より高額なアイテムもあるため、100円以外の場合は、本体に大きく価格が表示されている。スリッパの場合、100円~300円でラインナアップされており、店舗によって種類が異なる。これから暑くなる季節に合わせ、清潔で、涼しく、快適に過ごせそうなタイプのスリッパを、100円、200円、300円からと、価格の違うものからセレクト。それぞれの特徴を紹介する。
丸洗いできる抗菌・防臭スリッパ
洗えるスリッパ(25cm~27cm)抗菌防臭※パイル生地 110円(消費税込み)
スリッパの売り場で、一番目を引いたのが「洗えるスリッパ 抗菌防臭」だ。これだけが袋入り。しかも、100円(税込み110円)の商品だ。パイル生地とパッケージに書かれているため、袋入りでも素材がわかりやすい。
ベーシックなデザインは、ホテルのゲストスリッパに近いイメージで、とにかく軽い。パイル生地のため、素足で履きやすい。
ソールのラバーもしっかりしていて、滑りにくい仕様になっていた。
パッケージのお手入れ方法には、「洗濯ネットに入れて洗濯してください」とある。つまり、手洗いではなく洗濯機で洗えるということだ。色移りの心配もあるため、ほかのものとは一緒に洗濯しないように注意したい。
例えば家族分をすべてこのスリッパにしたら、それぞれを洗濯ネットに入れて、まとめて洗ってしまうのも良い。乾燥機は使用不可のため、スリッパラックで陰干しするなど、干す場所を確保する必要がある。
冷感機能もある高見えワッフル生地の外縫いスリッパ
外縫いスリッパ(24cm~26cm)ワッフル 冷感 220円(消費税込み)
ワッフル織りの外縫いスリッパは、その織りのリッチな印象から200円(税込み220円)には見えない。高見えするため来客用としてもよさそうだ。外縫いのためか、24cm~26cmより小さく見えたが、履いてみると、23cmの筆者には大きめだったため、自分のジャストサイズを選んで良い。
ちなみにスリッパは大きく分けて「外縫い」と「吊りこみ」の2タイプがあり、「外縫い」は甲の部分とソールの縫い目が外にているタイプ。「吊りこみ」は甲とソールのつなぎ目が内側に隠されている縫い方のタイプだ。多くの室内用スリッパは「外縫い」タイプで、「吊りこみ」タイプの代表としては、ビニール製の「学校の来客用スリッパ」を想像してもらうとイメージがつきやすいだろう。
ワッフルスリッパの多くは、足裏が触れるインソール部分もワッフル生地が採用されているタイプが多いが、こちらは、サテン生地のように見える。
このかかとが当たる部分に冷感素材が使われている。足を入れてみると、ひんやりと快適。暑い日に外出先から帰ってきてスリッパを履いたときに心地よく感じるはずだ。