ドライバーは皆いつ何時、交通事故や煽り運転など運転中のトラブルに見舞われるかわからない。そういったトラブルに備えるアイテムとしてドライブレコーダーが少し前から注目を集めているが、実際のところ、どれくらいのドライバーがこの装置をマイカーに設置しているのだろうか?
パーク24はこのほど、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員5225名を対象に実施した「ドライブレコーダー」に関するアンケートの結果を発表した。
クルマへのドライブレコーダー設置率は26ポイント上昇し6割超
タイムズクラブ会員のクルマ所有者のうち、「クルマにドライブレコーダーを付けている」と回答した人は66%だった。
前回(2019年)と比較すると、設置している人は26ポイント上昇し、設置していないかつ設置を検討していない人は2割以下となった。
年代別で見ると、ドライブレコーダーの設置率は60代以上が73%で最も多く、唯一7割を越えた。
また、前回(2019年)と比較すると「付けている」の回答は全年代で20ポイント以上上昇しており、年代を問わずドライブレコーダーの設置が進んでいるようだ。
所有車にドライブレコーダーを「付けている」、または「設置を検討している」理由は「万が一の事故やトラブルに備え、記録するため」が93%と最も多くなった。次いで「トラブル回避のため」が62%、「防犯のため」が40%となった。
一方、ドライブレコーダーを付けていない理由は「コストがかかるから」が44%で最多となった。2位は「取付けが面倒だから」が36%、3位は「必要性を感じないから」が23%となった。
カーシェアリングやレンタカーにドライブレコーダーは「付いていた方がよい」が8割以上
クルマの所有状況にこだわらず、全員にカーシェアリングやレンタカーにドライブレコーダーは付いていたほうがよいか尋ねたところ、86%の人が「付いていた方がよい」と回答し、前回(2019年)の84%から大きな変化はなかった。
カーシェアリングやレンタカーにドライブレコーダーが付いていたほうがよいと思う理由は「万が一の事故やトラブルに備え、記録するため」が96%で最多となった。
2位以降は「トラブル回避のため」が71%、「防犯のため」が37%と続いており、クルマ所有者の設置理由と同様の結果となった。
一方で、付いていなくてもよいと思う理由は前回と同様に、約半数が「プライベート空間を記録されることに抵抗があるから」となった。
ドライブレコーダーに付いていたらよいと思う機能は「前後カメラ含む広範囲録画」が最多
ドライブレコーダーに付いていたらよいと思う機能は「前後カメラ含む広範囲録画」が86%で圧倒的に多かった。2位以降は、「エンジン停車時含む常時録画」が48%、「衝撃感知」が41%と続いた。
出典元:パーク24株式会社
構成/こじへい