自然の中でギアが3段アップ!魂とろけて居つきたくなるサウナ
来たかったんだ、ココ!
5年前に本誌『DIME』で、『さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト』の「マッスルモンスター」(今は「マッスルモンスター2」にバージョンアップ)を取材したんですよ。
そしたらすぐ横というか、同じ敷地内にあるワケ。ヤケに気持ち良さそうなサウナあり温泉施設が。
その日は時間の都合で入れなかったんですが……ワタシャ切実に入りたかったっすよ!!
それから5年。中央自動車道を通ると、相模湖あたりでプレジャーフォレストの観覧車やマッスルモンスターがチラチラ見えるんですよね。それが見えるたびに、
「チックショー、行きてェェ!」
と願い続けて、ついに来ました『さがみ湖温泉 うるり』!!
いきなり核心を書こう。
ここのオートロウリュにワタクシ、魂が溶けちゃいました!!
何しろシステムが普通のオートロウリュと全く違うの。普通のオートロウリュって、水の量や頻度に違いこそあれ、水が1度かけられて終わりでしょ。
ところがここは、3回に分けてかける!
まず1発目のロウリュの水が、滑り台のような幅広の樋を伝ってストーン全体に10秒弱かけられる。
そして約50秒後(サウナ室の時計で計った)、2発目のロウリュが行なわれ、さらに50秒後、トドメの3発目のロウリュがくる!
と、合計2分くらいの時間をかけて1回のオートロウリュが行なわれるんですよ!!
3段間欠オートロウリュとでも言えばいいのでしょうか。とにかくその体感のすばらしいこと!
何かF1のシフトチェンジがごとく、1発目でギアがセカンドに入るかのように熱感がグイッと増し、2発目でサードギアにシフトアップしたようにグイグイッとさらに熱感があがり、3発目でトップギアに入りましたぁ〜!! という疾風感で、熱はグギュイィイィ〜ンとレッドゾーンへ!!
一気にベスト状態にもっていくのではなく、2分という時間をかけて「グイン・グイグイッ・グギュイィイィ〜ン」とベストな体感にもっていく! まぁ、とにかく一度入って体感してほしい。
サウナ室の説明に文字数を要してしまいましたが、そのくらい体験しないのは人生の損失。
その後のシャッキとした水風呂に、何といっても広い露天エリアで外気浴をすれば、相模湖あたりの自然の風が、悶えるような快感をもたらしてくれる。
そしてセルフサービスの「お食事処」で、気兼ねなくダラ〜ッとまったりできすぎる!
料理を受け取るカウンターに、相当な数の調味料が置いてあった。それを好きに使っていいんだけど、オレ、そういう自由な感じが一番好き。この自由さこそがサウナっぽいってヤツだと、つくづく思うんだよなァ。
あ、本文の文字数尽きかけてるんで、何を呑んで喰ったかは、↓の写真と説明文を読んで。
あまりにも居心地がいいんで、帰りに乗る予定だった相模湖行きのバスを1便遅らせました。
サウナの良さってコレだよね。
ドデ〜ッと外気浴できる「湯涼みデッキ」。温泉&高濃度炭酸泉も山並み眺めて入れるので、お好きな方はぜひ。
サウナ室の個人的ベスポジは写真の奥最上段。ちなみにオートロウリュの頻度は30分に1度(毎正時と30分)。その時間に合わせて入蒸するのもオツ。
浴室全体自然光で明るい。
『鶏ささみの竜田揚げ』(650円)に『冷酒』(870円)。
量にも感謝『芋焼酎・黒霧島(ロック)』(520円)。『キムチ三種盛り』(440円)のチャンジャが絶品。売店でお土産に買った。
「お食事処」。営業は12:00〜20:00(LO19:30)、土・日・祝日は11:30から営業。今は寒いが、テラスでの飲食も可能。
【DATA】
[住]神奈川県相模原市緑区若柳1634(『さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト』に隣接) [電]042・685・2641 [料]大人900円、小人500円(平日) 大人1100円、小人650円(土・日・祝日・繁忙期) タオルセット250円 [営]11:00~21:00(平日) 10:00~22:00(土・日・祝日) ※入館は閉館30分前まで(状況で変更あり) [休]不定休(HPで要確認) [交]JR相模湖駅より「三ケ木」行きバスで「プレジャーフォレスト前」下車、東京よりクルマで約1時間(中央自動車道利用)
カーツさとう
コラムニスト/プロドランカー。グルメ、旅、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。@DIMEの新・サウナ専門サテライトメディア『Saunner』もチェック!
酒と肴撮影/カーツさとう
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年1月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。