JALとジャルパックは、2002年8月の就航よりJALで活躍し、約20年にわたるJALでの営業フライトを終えて退役を迎える、ボーイング777-200ER型機の退役チャーターツアーを、5月16日出発限定で実施する。
本ツアーは、ボーイング777-200ER型機を深く愛し、共にフライトを支えてきた同社運航チームと運航乗務員が、JALファンの人々も参加できる「最高の送り出し」を本気で考え、企画したツアー。
チャーター機材は、JALのボーイング777-200ER型機の「1号機」であるJA701J号機(3月末退役)を使用する予定だという。
なんといっても注目は、国内線に活躍の場を移していたJA701J号機が、本ツアー限定で国際線の営業運航に復帰すること。
本来は米国カリフォルニア州まで売却のためにフェリーフライトされるが、今回はラストフライトを片道チャーターの営業運航に切り替え、米国までのフライトに「お見送り」搭乗することが可能となった。
また、運航乗務員によるフライト実況解説が楽しめるのも特徴。これは、当日のフライトに携わらない乗務員が客室内に同乗し、機内アナウンスを通じて実施するもので、ボーイング777-200ER型機の特徴、コックピット内の業務や当日のフライトの様子などを解説してくれるという。
さらに、運航乗務員が考案した米国カリフォルニア州の上空を飛行するオリジナル航路で運航予定とのこと。
航空機の保管先として有名なビクタービルのサザンカリフォルニア・ロジスティックス空港の上空ではローパス(低空飛行)を実施し、世界中から集まった航空機が整然と砂漠に眠る姿を、上空から案内する予定だという。
なお、現地滞在中もJAL運航乗務員との懇親ディナーや航空ファン向けの特別観光などを用意。コースによってはアナハイムでの野球観戦オプショナルツアー(別料金)にも参加できるとのことだ。
<ツアー概要>
●出発日:2023年5月16日(火)
●出発地:東京(羽田)
●コース:ロサンゼルス4日間・6日間(いずれもビジネスクラスまたはエコノミークラス利用)
●使用機材:ボーイング777-200ER型機 JA701J号機 (往路チャーター便)
●利用航空会社:日本発便 日本航空チャーター便(日本航空機材)/日本着便 日本航空定期便(日本航空機材)
●利用ホテル:ヒルトン・ロサンゼルス・エアポートほか
●最少催行人員:40名
●旅行企画・実施:株式会社ジャルパック
●旅行代金の一例(ロサンゼルス4日間/羽田発着、1室2名利用/大人1人):
往復ビジネスクラス利用:中央席772,000円、窓側席792,000円
往復エコノミークラス利用:普通席(窓側以外、主翼上窓側含む)577,200円、窓側席597,200円
※燃油サーチャージ込み。
●販売期間:
1次募集:2023年3月16日(木)14:00~26日(日)23:59(日本時間)
2次募集:2023年4月4日(火)14:00~6日(木)23:59(日本時間)
※1次応募多数の場合は、すべてのコースについて2次募集を実施しない場合がある。
●販売方法:
Webサイトによるインターネット申込のみ。なお、先着順ではなく抽選販売となる。
●専用サイト:
PC:https://www.jal.co.jp/intltour/ame/lax_charter/
SP:https://sp.jal.co.jp/intltour/ame/lax_charter/
関連情報
https://www.jal.com/index.html
構成/立原尚子