トースト関連グッズレビューその②【セリア】トースターバッグ1枚入り
2つ目にお試ししたトースト関連グッズはセリアの「トースターバッグ」です。
価格:110円(税込)
こちらはセリアのオリジナル商品ではないので、ダイソーやワッツ、キャンドゥなどの100円ショップでも販売されていることがあります。
ただし、人気商品ゆえに店頭在庫がないことも多々あるようで、SNSの口コミによると何店舗か周ってようやく手に入れたという声も。ダイソーやセリアで見つからないときはワッツやキャンドゥが狙い目かもしれません。
ちなみに筆者が行ったセリアでは調理器具関連の売り場の棚にひっそりと横置きしてありました!
素材はガラス繊維(フッ素樹脂加工)で、耐熱温度は260℃。食パンがすっぽり入る19×17cmサイズで、手提げバッグのような形状をしています。
こちらも使い方は簡単で、トースターバッグの中に焼きたいものを入れて焼くだけ。
今回は普段のクセでグリルプレートに乗せて焼いてしまいましたが、バッグに入っているので網焼きでもパンくずが落ちないのは良いと思います。
しかし早速ここで1つ気になる点が…
なぜかトースターバッグ自体にベージュっぽい色がついているので、中身が焼けたかどうか外から確認できないのです。
そのためトーストが焼けたかどうかチェックするにはいちいちトースターの扉を開けてバッグを覗き込む必要があり、焼け具合を目で見て確認したい派の筆者としてはちょっと面倒に感じました。バッグ自体に色がついている必要性はないと思うのですが、なぜなのでしょう。透明か、せめて半透明の仕様になると良いと思いました。
さて、そんなことを考えているうちに焼きあがったトーストがこちらです!
左:トースターバッグ無し
右:トースターバッグ有り
こちらもパッと見た感じではほとんど違い無し。強いて言えばトースターバッグ有りの方はバッグの口の方に向いていた食パンの上の部分だけが少し焦げ気味でした。
口が開いている形状なのでその辺りだけ火が通りやすく、均一に焼くのはやや難しいのかもしれませんね。
しかし感触に関してはこちらもかなり違いがあり、特に耳以外の真ん中辺りのしっとり感が全く違いました。
トースターバッグ無しのトーストは例のごとく外はカリっと中はふんわりしていますが、しっとり感はあまり感じません。
トースターバッグ有りの方はバッグ内で蒸し焼き状態になっていたためか、個人的にはスチーム皿で焼いたときよりも水分が残っている感じがしました。中の方は特に、焼いていない食パンに感じるくらいしっとりもっちりの食感で美味しいです!
例えば少し日にちが経って乾燥気味になってしまった食パンなどは、こちらのトースターバッグで焼くと食感が復活して良さそうですね。
今回は5枚切りで試しましたが、より厚切りの食パンやベーグルなどのもっちり系パンで試すとさらに違いが出るかもしれません。
また、パッケージの説明によると単純に食パンを焼く以外の用途にも使えるようなので
- 具材が溢れがちなホットサンド
- 醤油が滴ってしまいがちな焼きおにぎり
- ニオイや汚れが気になる焼き魚
- パサパサになりがちな冷凍食品の温め直し
などなど、色々と試してみると面白そうです。
一般的な中性洗剤で洗って繰り返し使用することができるので、1つあると何かと便利だと思います。汎用性の高さはトースターバッグの方に軍配が上がりそうですね。
110円で買える美味しいトーストグッズ
100円ショップで買える話題のトースト関連グッズ「オーブントースター用スチーム皿」と「トースターバッグ」をレビューしました。
どちらも税込110円で手軽に使える商品なので、よくトースターでパンを焼いて食べるご家庭にはおすすめできます。安めの食パンが専門店の焼きたてトーストのような食感に仕上がるので、ぜひ1度お試しあれ。
※商品の情報はすべて2023年3月の執筆時のものです
※食感や味の感想は筆者の主観です
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.