オーディオ製品の買取専門店ウリエルは、3月19日「ミュージックの日」にちなんで音楽の楽しみ方に関するアンケート調査を実施。回答結果をグラフにまとめて公開した。
回答者の8割が「音楽を楽しむ手段が変わった」
「音楽を楽しむ手段は以前と比べて変わりましたか?」という質問に対しては、78%が「変わった」と回答。「変わらない」と回答した人は22%にとどまった。
では、「変わった」と回答した人は、具体的にどのように変わったのだろうか。
「音楽を楽しむ手段が変わった」人の理由
・CDを買うことがなくなり、サブスクでざっくばらんに色々なアーティストを聴くようになった。(20代女性)
・以前はCDを購入したりレンタルして音楽を聴いていましたが、現在はYouTubeやAmazonMusic等のアプリで聴く事が出来るため、わざわざCDを購入、レンタルするのが面倒に感じるからです。(40代男性)
・YouTubeで聴くことが多くなりました。簡単に次々に聞けるので、音楽の幅も広がりました。(60代女性)
「音楽を楽しむ手段は変わらない」人の理由
・ずっとyoutubeなどの動画配信アプリやサブスクリプション制のアプリで音楽を聞いているから。(20代女性)
・新しい曲を聴くことは少なく、昔から持っている物を聞くから、もともと持っているCDで聞く 。(40代男性)
・以前はカセットテープで聞いていましたが、CDの方が音質が良いので現在はもっぱらCDです。(70代男性)
2023年、どんな手段で音楽を楽しんでいるのか?
「現在どのような手段で音楽を楽しんでいますか?」という質問に対しては、「動画サイト」が181票を集め、「アプリ(サブスクリプション)」141票、「CD」56票、「ダウンロード」54票、「デジタルオーディオプレーヤー」30票が続く結果となった。
YouTubeなどの動画サイトやアプリ(サブスクリプション)の存在は、先述の「音楽を楽しむ手段が変わった」理由として多くの人が挙げており、2023年の音楽の楽しみ方の主流であることが推察できる。
回答者の約半数が「音楽を毎日聴く」
「どのくらいの頻度で音楽を聴きますか?」という質問に対しては、56%が「毎日」と回答し、「週に数回」36%、「週1回程度」が続く結果となった。
無料や一定額で気になる曲を気軽に楽しめる動画サイトやアプリ(サブスクリプション)は、物価高騰が続く昨今、日常的に音楽を楽しみたい人の強い味方と言えるだろう。
また、あまり音楽になじみがない人にとっても、音楽を聴くハードルを下げるきっかけになっているのかもしれない。
自宅での音楽の楽しみ方は?
「ご自宅で音楽を聴く際に、どのような機器で音楽を再生していますか?」という質問に対しては、「スマートフォン」が232票を集め、「パソコン」124票、「タブレット」40票が続く結果となった。
スマートフォン・パソコン・タブレットといった多機能な機器が上位を占めており、音楽再生専用の機器がなくても音楽を楽しめる現状が見えてくる。
また、多くの人が利用している動画サイトでは、MVなどを通じて視覚的にも音楽を楽しめるため、前述の多機能な機器を利用する人が多いのかもしれない。
調査概要
調査期間:2023年3月10日~2023年3月13日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:20~70代の男女
有効回答人数:300人
関連情報
https://uriel-cuore.co.jp
構成/清水眞希