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料理のことではない!?隠語として使われる「テンプラ」の意味と使い方

2023.04.01

「テンプラ」といえば、日本の伝統的な料理の「天ぷら」をイメージする人が多いだろう。しかし、「テンプラ」はある状態を比喩し、隠語や業界用語として使われることもある。

そこで本記事では、テンプラの語源をはじめ、隠語として使われているテンプラの比喩表現について具体的な意味と使い方について紹介する。

古くから日本で愛されてきた「天ぷら」

日本人にとって馴染み深い料理であり、和食の代表格ともいえる天ぷら。その起源はポルトガルから南蛮料理の一つとして、調理法が伝わったとされる室町時代にまで遡るという。料理名「天ぷら」の由来については、ポルトガル語で調理・調味料を意味する言葉「tempero(テンペーロ)」が転じた説と「temporas(テンポーラ)/意味:四季に行う祭日」が語源とされる説が有力だ。

その他にも、スペイン語の「templo」から来たという説や「天麩羅阿希(あぶらあげ)」から、漢字の「阿希(あげ)」を省いた「天麩羅」から生まれたとする説も存在する。

「天ぷら」は隠語としても使われる?

日本で古くから愛されてきた「天ぷら」だが、ビジネスシーンでは、ある状態を料理の天ぷらに例えた隠語として使われることもある。ここからは比喩表現として使われる「テンプラ」の意味と使い方を見ていこう。

「ニセモノ」を指す比喩表現

「テンプラ」は、「ニセモノ」を表す比喩表現として使われることもある。具体的には以下のようなニュアンスで用いられることが多い。

1.メッキしたもの

天ぷらを揚げる前、食材に衣が被せられることから「本物ではないまがいものの上に価値があるかのように偽るためのメッキ加工が施された製品」を蔑む比喩表現として使われる。例えば、「テンプラの金時計」は表面にだけ金メッキの加工を施したニセモノの時計を指す。

2.ニセモノ、中身がない

格好や外見だけで、中身が伴わない紳士や学生のことを「テンプラ紳士」「テンプラ学生」と揶揄する場合がある。テンプラ学生とは、学生ではないのにもかかわらず社会人が制服を着て学生のふりをする、偽学生を指す。

3.偽造

警察の業界用語に「テンプラナンバー」という言葉がある。これは、偽のナンバープレートをつけた偽造車のことを指す。また、偽装された領収書のことを「テンプラ領収書」と表現することもある。

ビジネスで使われる「天ぷら」の意味

不動産や保険業界など、契約ノルマの厳しい業界には、架空の契約、無効を前提とした契約のことを指す「天ぷら契約」という業界用語もある。

「天ぷら契約」の語源については諸説あるが、天ぷらには衣が付いていて、中身の具材が見えないことから、契約を天ぷらの衣、実体のない契約内容を中身に例えて「天ぷら契約」という言葉が使われ始めたとされている。また、契約をでっち「上げる」ことを、天ぷらを「揚げる」ことにかけたとする説もある。元々限られた業界で使われ始めた用語だが、現在では他の業種においても「何の意味もない架空の契約」のことを「天ぷら契約」と呼ぶことがある。

ゴルフ用語のテンプラとは?

「テンプラ」は、ゴルフの業界用語としても使われる。ゴルフのプレイ中に使われるテンプラは、経験の未熟なゴルファーに多い典型的なミスショットのことを指す。ボールを空高く打ち上げるが、飛距離の出ないミスショットのことを、野球のフライに例え、さらに「フライ料理」である天ぷらにかけた言葉遊びから生まれた表現だ。

文/編集部

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