誤解3:海が青く透き通っている
真実3:アナタが思っている以上に、透き通りまくっている
奄美の海は、とても良く透き通っている。きっと読者諸賢が想像するよりもはるかに透き通っている。与論島での「グラスボート」では、その透明度を実感できるだろう。
グラスボートが体験できる、与論島「百合ヶ浜」
与論島の「シーマンズクラブ」では、一人3000円(3〜11歳は2000円)でグラスボート体験ができる。
「グラスボート」とは、船底にガラス窓が設置されており、船内から海中を覗けるボートのこと
比較的水深が浅めの近海「リーフ」で、ウミガメを発見! 海が透き通っているので、遠くからでもその影をはっきりと確認できる
運良く、ウミガメがグラスボート下をくぐった様子を捉えることができた
与論島生まれ・与論島育ちのバスガイドさん曰く「与論の海はベタつかないから、海から上がっても脚を洗う必要がありません。近海のサンゴ礁やナマコが海をキレイに保ってくれるので、”与論ブルー”の海ができるのです」だとか。
もちろん、与論島以外の海も透き通りまくっている。奄美群島に旅行するなら、各島の海や文化を見比べる「島巡り」がオススメだ。ひとつの島あたり1日あれば概ね回ることができる。大島を軸に、与論島や喜界島、沖永良部島、徳之島などの中から気になる場所をチョイスして3〜4日で周遊するのがよいだろう。
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奄美群島の旅行客は、梅雨明け頃にピークを迎える。もちろん、真夏の奄美も魅力的なのだが、現地ガイドさんは口を揃えて「4月〜梅雨前が、気温や日差しも穏やかで過ごしやすく、観光客も少なく狙い目」だという。この頃にはすでに海開きしているので、シュノーケリングなども楽しめるだろう。
本稿だけでは伝えきれない魅力がたくさんある、奄美群島。実際に足を運んでいただければ、きっと「@DIMEに書いてあったよりもいい所じゃないか」と感じるはずだ。
取材・文/千葉康永(DIME編集室)