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教員と保護者に聞いたコロナ禍での修学旅行に対する本音

2023.03.22

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、修学旅行や林間学校など集団での移動を伴う学校行事は、延期や中止、あるいは児童生徒が個人として不参加を決断せざるを得ないケースが発生してきた。

足元では、感染力や重症化リスクの変化に伴って修学旅行の実施状況は徐々に回復しつつあり、この春の大型連休明けには新型コロナの感染症としての分類が季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行されることが予定されている。しかし、依然として新型コロナによる影響を懸念する学校関係者は少なくない。

こうした中、FinatextとFinatextホールディングス、あいおいニッセイ同和損害保険が出資するスマートプラス少額短期保険はこのほど、コロナ禍において修学旅行の機会があった、あるいは今後機会がある小中高生の保護者433名、教員430名を対象に、修学旅行に関する意識調査を行い、その結果を発表した。

修学旅行に何らかの不安を感じている割合は、保護者より教員のほうが大きい

修学旅行が延期または中止になった理由について尋ねると、保護者の81.1%と教員の95.0%が「新型コロナウイルスの影響」と回答した。

修学旅行に何らかの不安を感じている割合は、保護者より教員のほうが大きく、児童生徒の旅行中の新型コロナ感染に関して不安に感じている割合は、保護者で43.0%、教員で66.3%となった。また、児童生徒の自己都合によるキャンセル料負担に関して不安に感じている割合は、保護者が23.3%、教員が27.4%と言う結果になった。

保護者の修学旅行に対する不安

教員の修学旅行に対する不安

修学旅行への不安に関して何らかの対策をした割合も、保護者より教員のほうが大きく、保護者が約51%に対し教員は約79%だった。もっとも多い行動は、保護者が「どんな対策ができるのかをインターネットで調べた(28%)」で、教員が「保険に加入した(約34%)」となった。

保護者が実施した対策

教員が実施した対策

教員の約83%が修学旅行のキャンセル料を補償できる保険をすでに知っており、約81%が「保護者に案内したい」と考えていた。一方、保護者の約54%は、修学旅行のキャンセル料を補償できる保険の存在を知らず、加入を希望する割合は約50%にとどまった。保護者が加入を思いとどまる理由としてもっとも多いのは、「保険料がいくらなのかわからないから(約41%)」、次いで「よく知らない保険だから(約29%)」となった。

<調査概要>
調査対象 : 2020年1月から2024年4月にかけて修学旅行の機会があった、あるいはこれから機会がある小中高生の保護者および教員
調査期間 : 2023年3月3日~3月5日
調査方法 : インターネット調査(ジャストシステム「Fastask」を利用)
有効回答数: 保護者 433名、教員 430名(計863名)

出典元:株式会社Finatextホールディングス

構成/こじへい

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