新入学、新社会人になるタイミングで、クレジットカードを新しく作ろうと考えている人は多いはず。せっかくクレジットカードを作るのであれば、ポイントが貯まりやすいものや、普段から慣れ親しんだサービスのものが良いですよね。
本記事で紹介するのは、コミュニケーションアプリ「LINE」が提供するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」の「Visa LINE Payクレジットカード(以下:LINEクレカ)」です。「LINE Pay」という送金・決済サービス自体は知っているものの、クレジットカードまで発行していることは知らなかったという人もいるのではないでしょうか。
では、LINEクレカの使い方やポイント還元率、支払い日といった詳細を確認していきましょう。
目次
LINEクレカは還元率の違う2種類がある! それぞれの詳細をチェック
LINEクレカには、LINEポイントが1%(チャージ&ペイの場合は0.5%)還元される通称:「LINEクレカ」と、LINEポイントが5%(コード支払い利用のみ対象、上限500ポイント/月、オンライン支払いと請求書支払いは対象外)の通称:「LINEクレカ(P+)」(読み方:ポイントプラス)の2種類が用意されています。
純粋なポイント還元率を比較すると「LINEクレカ(P+)」のほうが高くなりますが、対象となる支払い方法や、月々の上限に違いがあるので、良く使用する支払い方法や頻度を鑑みて選ぶと良いでしょう。それぞれの詳細は下記の通りです。
LINEクレカ
申込対象:満18歳以上(高校生は除く)
年会費:永年無料
再発行手数料:1100円
カードデザイン変更:1100円
ポイントサービス:LINEポイント1%還元(還元上限なし)
追加可能カード:ETCカード(年会費550円、初年度年会費無料、利用時は翌年無料、再発行1100円)、家族カード(年会費永年無料、再発行1100円)
ショッピング補償:年間100万円までのお買い物安心保険
付帯機能:Visaのタッチ決済、LINEの即時利用通知
支払日:月末締め翌月26日払い
国際ブランド:Visa
カード発行会社:三井住友カード株式会社
チャージ&ペイ利用時のポイント還元率は0.5%。ポイントの還元には事前にLINE Payアカウントへの登録が必要となります。
LINEクレカ(P+)
申込対象:満18歳以上(高校生は除く)
年会費:永年無料
再発行手数料:1100円
カードデザイン変更:1100円
ポイントサービス: LINEポイント5%還元(チャージ&ペイ利用分、還元上限500ポイント/月)。LINEポイント0.5%還元(Visaタッチ決済、決済端末にカードを挿しての支払い、iDでの支払いの場合)
追加可能カード:ETCカード(年会費550円、初年度年会費無料、利用時は翌年無料、再発行1100円)、家族カード(年会費永年無料、再発行1100円)
ショッピング補償:年間100万円までのお買い物安心保険
付帯機能:Visaのタッチ決済、LINEの即時利用通知
支払日:月末締め翌月26日払い
国際ブランド:Visa
カード発行会社:三井住友カード株式会社
※ポイントの還元にはLINE Payアカウントへのカード登録が必要となります。
Visa LINE Payクレジットカードではカードレスタイプも選択可能
Visa LINE Payクレジットカードでは、クレジットカードが発行される「スタンダードタイプ」と、プラスチックカードの発行が不要な「カードレスタイプ」から選択できるのも特徴。スマートフォンの「Wallet」アプリや、「Google Pay」アプリにカードのデータを登録して決済することができます。
なお、ポイント還元率や支払日などはスタンダードタイプ、カードレスタイプで共通となっています。
LINEアプリから簡単に申し込めるLINEクレカ! 受付・審査時間は?
LINEクレカの特徴は、普段使用しているLINEアプリから簡単に申込ができるという点。申込方法は下記の通りです(画像はiOS 16を搭載したiPhoneのものです)。
1.LINEアプリを開き、下部のタブから「ウォレット」をタップ。「カード情報」に進みます。
2.発行したいカードの種類を選択し、「カードを発行する」に進みます。詳細を確認したら、下部の「即時発行」もしくは「通常発行」をタップしましょう。
3.会員規約等が表示されるので、確認後問題がなければ「同意のうえ、入力画面に進む」をタップします。
ここからは、登録する個人情報などを案内通りに入力していけばOK。なお、即時発行を選択した場合でも、審査には最短5分の時間がかかります。スタンダードタイプを選択した場合でも、カード情報をLINEアプリに登録すれば審査後に利用でき、後日クレジットカードを受け取ることができます。
なお、即時発行は9時から19時半までの申込が対象となるので、注意しましょう。