当時のモデルを忠実に再現!1940年代に米国陸海軍のために作られたハミルトンのミリタリーウォッチ「ブッシプスウォッチスモールセコンド」
2023.03.23経年変化を再現した文字盤と茶色のベルトで大人の雰囲気にアップデート
モントルロロイは、同社が展開する名作ミリタリーウォッチの復刻シリーズM.R.M.C の新作「ブッシプスウォッチスモールセコンド」を、クラウドファンディングMakuakeにて先⾏販売を開始した。
1940年代米国陸軍と海軍の先鋭達のために作られたBuships watchは、⽶国軍の依頼を受けてエルジン社とハミルトン社が製作していた。
今回はハミルトン社のブシップウォッチを当時のモデルに忠実に再現した上で、さらに使いやすく復刻した。
ブシップウォッチは、今日米軍が世界に誇る特殊部隊ネイビーシールズの前身である⽶軍特殊部隊UDT(⽔中爆破チーム)向けに開発されたモデルだ。
当時のケース・形状のサイズをそのままにステンレスで製作。直径約33mm、リュウズキャップを入れても約44mmと小ぶりのステンレスケースを採用。
リュウズキャップが大きくても特殊部隊が作業しやすいサイズに計算されている。
ケースバックはオリジナルを忠実にスクリュウ式10角形となっている。文字盤には、希少なスモセコ⽂字盤にコブラ針を配した。
Buships watchの最大の特徴は大きなリュウズキャップだ。当時の防⽔技術では⼤きなリュウズキャップが必要であり、その形状からキャンティーン(⽔筒)という愛称で親しまれていた。中でもハミルトン型リュウズキャップは、エルジン型に⽐べると⼩さく個性が控えめ。
しかし今回はあえてエルジン型のリュウズキャップを採用。シリーズでは初の試みであるスモールセコンドを6時位置に配する希少モデルとして復刻。
アンティーク加⼯による印字プリントは40年代のヴィンテージ感を再現しながら蓄光機能も両備させた。
当時の蓄光のインデックスは経年劣化のため、⽩からオレンジがかった茶⾊に変⾊し、所々剥離もが起こる。これが程良いヴィンテージ感を引き出しており、再現に⼯夫を凝らした同社オリジナルの技術である。
このケースに茶⾊の⾰ベルトを合わせることで、従来のエルジンタイプに⽐べ、”⼤⼈のブシップスウォッチ”に仕上げることに成功した。
プロジェクトは2023年4月28日までで、製品は5月末までに配送予定。一般販売予定価格は3,850円だが、「Makuake」では3月20日現在、3,500円~応援購入受付中だ。
製品概要
ケースサイズ:約33mm(りゅうず含まず)
ケース素材:ステンレスチール
使用電池:酸化銀電池 SR621SW ・電池寿命:約3年
防水:5ATM(5気圧防水)
風防:ドーム型ミネラルガラス製
12時間クォーツムーブメントスモールセコンド付:日本製 ・携帯頻度(常温):平均月差20秒(基準)
付属時計ベルト:以下より選択
16mm幅布地コットンベルト(腕首周りサイズ約16.5cm〜20cm)or
16mm幅ナイロンNATOベルト(腕首周りサイズ約15.5cm〜23cm)or
16mm幅革茶色ベルト(腕首周りサイズ約16.5cm〜23cm)
関連情報:https://www.makuake.com/project/buships_watch/
構成/Ara