ラブレ菌 Levilactobacillus brevis KB290
[発見年]1992年 [発見者]岸田綱太郎
[保有社]公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター
京都の伝統的な漬物から 発見された古式ゆかしい乳酸菌
1992年、京都の伝統的発酵漬物「すぐき」から発見された「ラブレ菌」。漬物のほか、味噌や酒など、植物由来の発酵食品を昔から摂取していた日本人にとってもなじみ深い植物性乳酸菌だ。腸の中で乳酸や酢酸などの酸を作り、善玉菌が増えるような環境に整える。酸は腸のぜん動運動を促すことで便の排出を促してくれるという。さらに、肌の潤いを守る助けとなることも報告されている。
ラブレ菌の発見者、ルイ・パストゥール医学研究センターの岸田綱太郎博士。長寿な京都人の食生活に着目した。
肌の潤いの指標である角質水分量の変化を調べた試験で、頬部の角質水分量が約3倍に増加。
出典:薬理と治療.48(6),955-968(2020) 乾燥肌を自覚する女性に、ラブレ菌を含む飲料(ラブレ菌群)またはラブレ菌を含まない飲料(プラセボ群)を4週間(試験1)または8週間(試験2)摂取していただき、肌の潤いの指標である角層水分量を評価。平均値±標準誤差、*p〈0.05, **p〈0.01(群間比較、Student’s t-test)
【PRODUCT】乾燥から肌の潤いを守る!
カゴメ『植物性乳酸菌ラブレダブル』
〈機能性表示食品〉
植物性原材料と植物性乳酸菌から生まれた乳酸菌はっ酵飲料。しかも、脂肪&コレステロール0で、砂糖も不使用。
ラブレ菌写真提供/公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター
取材・文/内野智子
DIME4月号の特集は「最強のスタートアップ100」「家電の未来予報」「乳酸菌の真実」
日本におけるスタートアップが変革期を迎えつつある。メルカリ、ビズリーチ、ラクスル、BASEなど、急成長を遂げたこれらの企業に続くのはどこか。投資を目的に、協業を念頭に、転職先探しに、各分野で注目される企業など最前線を紹介する。