LB81乳酸菌
Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus 2038 Streptococcus thermophilus 1131
[発見年]1990年※ [発見者]- [保有社]明治
※現行品に使用されている乳酸菌の発見年
2種類の乳酸菌の組み合わせでおいしく機能的なヨーグルトに
「LB81乳酸菌」とは、ともに1990年に発見された「ブルガリア菌2038株」と「サーモフィラス菌1131株」を組み合わせたもので、その末尾の数字から命名。本場ブルガリアのヨーグルトにも使われている「ブルガリア菌」と「サーモフィラス菌」を使うことにより、その相乗効果で乳酸を多量に生成することができ、よりおいしいヨーグルトになるという。この「LB81乳酸菌」を使って発酵させたヨーグルトを一定量食べ続けることで腸内細菌のバランスが整い、便秘を和らげることができた結果も報告されている。
【PRODUCT】プレーンヨーグルトの元祖的存在
明治『明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン』
〈特定保健用食品〉
1973年発売のロングセラー。93年に菌株を一新し、「LB81乳酸菌」に変更。96年にはトクホの認可を受け、機能面も充実させた。
18~21歳のお通じが少ない(4回以下/週)女子学生36名に、「LB81乳酸菌」を使用したヨーグルトを1日100g、2週間にわたって摂取し続けてもらったところ、排便回数が増加した。
出典:医学と薬学 35,1053-1060,1996
取材・文/内野智子
DIME4月号の特集は「最強のスタートアップ100」「家電の未来予報」「乳酸菌の真実」
日本におけるスタートアップが変革期を迎えつつある。メルカリ、ビズリーチ、ラクスル、BASEなど、急成長を遂げたこれらの企業に続くのはどこか。投資を目的に、協業を念頭に、転職先探しに、各分野で注目される企業など最前線を紹介する。