はさみの捨て方と分別の仕方について知っていますか? 刃先の危険性を下げて捨てるために、どのような捨て方を指定しているのか……自治体の例を元にチェックしてみました。
自治体によってはさみの捨て方はどう変わる?
自治体によって出し方や、分別の仕方によって変わってきますが、ケースや厚紙などに包み〝キケン〟と表示。〝不燃ゴミ(燃えないゴミ)〟として収集日に出すところが多いようです。
詳しくはお住いの自治体に問い合わせしてください。以下では主な自治体でのはさみの捨て方をご参考までに紹介します。
はさみの捨て方【北海道札幌市の場合】
厚紙などで包んで〝キケン〟と表示し、必ず有料の指定ごみ袋に入れて、〝燃やせないごみ〟として、4週に1回の収集日当日の朝8時30分までにごみステーション(一部地域を除く)へ出します。
【参考】札幌市 家庭ごみ50音分別辞典
はさみの捨て方【東京都千代田区の場合】
厚紙(新聞紙を重ねる等)に包んで別袋に入れて〝キケン〟と表示。〝燃やさないごみ〟として収集日当日の朝10時まで(一部地域を除く)に出します。
1辺が30cm以上のものは〝粗大ゴミ〟になります。
はさみの捨て方【神奈川県川崎市の場合】
神奈川県川崎市では、はさみを30cm未満の金属製品である〝小物金属〟として出します。厚紙などで包み〝はさみキケン〟などと表示し、袋に入れずそのままの状態で(散乱しやすいものはヒモまたはテープで束ねて)「資源物集積所」へ月2回の収集当日の朝8時までに出します(一部地域を除く)。
【参考】川崎市 小物金属(30cm未満の金属製品・かさ・針金ハンガー)
はさみの捨て方【愛知県名古屋市の場合】
愛知県名古屋市では、30cm角以内のはさみは〝不燃ごみ〟として捨てます。厚手の紙などに包み〝キケン〟と表示して、必ず家庭用不燃ごみ用指定袋に入れて、月1回の収集日当日の朝8時(中区は7時)までに出します。
〝和裁バサミ〟の捨て方は自治体によって変わる場合もあり
はさみの中でも、和服の裁縫などにつかう和裁バサミは、捨て方が少し違う自治体もあります。例えば、岡山県倉敷市の場合では、和裁バサミを〝燃えないごみ〟として出します。指定ごみ袋を使用し、「自己搬入ごみ」となります。
※データは2023年2月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ