筑波大学
主な支援内容
2011年より「事業化促進プロジェクト」として研究所貸与を中心とした支援、2020年より創業前支援「つばさ」を始動。47チーム、15社をサポート。
ウエアラブルデバイスで誤嚥リスクを発見
PLIMES(プライムス)
【ヘルスケア】
AIにより嚥下を定量化、接触型センサーで測定したバイタルデータをモニタリングするウエアラブル『嚥下計』で特許を取得。摂食嚥下のモニタリング解析サービス「GOKURI(ゴクリ)」を病院や介護施設、在宅介護といった医療福祉領域へ提供している。
誤嚥性肺炎という社会課題の解決を目指す
嚥下機能を簡便に評価し、クラウド上で情報共有を可能にした。年間約4万人が罹患する誤嚥性肺炎の看護・介護を科学的にサポート。
新規性/★★★ 将来性/★★★ インパクト/★★☆
医療レベルの睡眠計測機を提供
S’UIMIN(スイミン)
【ヘルスケア】
誰でも簡単に睡眠の質を調べられる脳波計測デバイス『インソムノグラフ』を開発。関連サービスを提供する。昨年12月に医療機器認証を取得。創薬の治験や睡眠障害の診断など医療分野への進出を計画している。
医療用精度で計測し結果を即日通知
『インソムノグラフ』の精度は睡眠検査の標準法であるポリソムノグラフ検査と同等。入院が必要だった睡眠検査を自宅で行なえる。
新規性/★☆☆ 将来性/★★★ インパクト/★★☆
ゲノム編集で付加価値をプラス
サナテックシード
【フード】
ノーベル化学賞を受賞した革新的なゲノム編集技術「クリスパー」を活用して品種改良した農作物を世界で初めて販売開始。自社のオンラインショップで販売する。安全性はそのままに栄養価の高い食糧を生産。ゲノム編集食品の認知拡大に取り組む。
ゲノム編集食品の開発・販売は日本初
品種改良第1号はGABAの4つの機能を組み合わせて表示できる日本初の生鮮食品。機能性表示食品認証の届け出済み。
新規性/★★☆ 将来性/★★★ インパクト/★★☆
取材・文/編集部
DIME4月号の特集は「最強のスタートアップ100」「家電の未来予報」、特別付録は自転車&バイク用スマホホルダー
日本におけるスタートアップが変革期を迎えつつある。メルカリ、ビズリーチ、ラクスル、BASEなど、急成長を遂げたこれらの企業に続くのはどこか。投資を目的に、協業を念頭に、転職先探しに、各分野で注目される企業など最前線を紹介する。