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見えないムダがまだ多い?自分では気づきにくい無意識の行動パターンを変える方法

2023.06.14

ハーバードの研究員たちは、困難なミッションを達成するため、まだ、発見されていない「価値」に到達するために日々、研究を続けています。そこで働く研究員たちが重要視しているある習慣。それは、「1日5分好奇心を刺激し、思考の固定化を避ける」「どんな時でも、新たな発見を求める」「チームや同僚の助けを得て、日々前進しようとする」といったことです。

ハーバードでは、これらの習慣を、「なんとなく」重要視しているのをではありません。一言でいうなら、「脳が冴えた状態をキープする」ための習慣として大切にしているのです。脳が冴えた状態をキープできるとどんな時でも思考が止まらなくなります。ビジネスから日常のモヤモヤまであらゆることがスムーズに運ぶようになるのです。

本記事ではハーバード大学の医療機関に在籍し、多くのプロジェクトを通じて学んできた脳の使い方を紹介する川﨑康彦氏の著書「ハーバードの研究員が教える脳が冴える33の習慣」からビジネスパーソンが仕事に使える「脳が冴える33の習慣」を抜粋、再構成してお届けします!

ストレスの原因は脳に刻まれた行動パターン

私たちの脳はこれまでの経験による固定観念に縛られていて、それが本当にやりたいことの実現を妨げているということはお話ししました。そして、脳にいつもと違う刺激を与えることで、いつも同じになっている思考のパターンは変えられるということもおわかりになったと思います。

とはいっても、そんなことは無理だと言い訳をしたくなったり、変化にストレスを感じたり、変わりたいと思っても変われない、という人もいるでしょう。それは、あなたの気持ちが弱いからではなく、無意識に行っている行動が、そう思わせている可能性が高いのです。

この章では、思い込みを作っている行動パターンを見つけ、それを克服し、さらに1歩進んだ状況を作り出せる方法をお伝えします。

まずは、想像してみてください。初めて訪れたセミナー会場。初対面の人が集う中で、あなたはドアを開けたときに、どの席に向かうでしょうか。前方の席に座ろうとする人、真ん中の席に座ろうとする人、あるいは端の席を選ぶ人もいるでしょう。

こうした行動は、脳に深く刻まれたその人のパターンになっていて、無意識に体が動いています。

誰にでもそれぞれの行動パターンがありますが、しょせん無意識だから変えようがないと思ってしまいがちです。

しかし、こうした無意識の行動が、私たちの日常生活の見るものや聞くもの、触れるものに影響を与え、ワクワクを実現するための妨げになっているとしたらどうでしょうか。行動パターンを見直す必要があると思うでしょう。

私はといえば、セミナー会場などでは必ず隅っこの席に座るのがいつものパターンでした。この行動には、人を避けようという心理が働いています。かつては、初対面の人と接するのが苦手で、親密に人と関わるのを避けたいと思っていた私は、なるべく人と関わらないで済む端の席を無意識に選んでいたのです。

しかし、そんな自分の行動パターンは、人とのコミュニケーションの機会を妨げ、なりたい自分になるチャンスを逃しているのだと気づきました。

そこで、セミナー会場では意識的に真ん中の席を選ぶなど、人と接することが前後左右で自在にできる環境を選ぶようになると、出会いの幅が大きく広がったのです。

行動を書き出してみる

自分では気づきにくい無意識の行動パターンを顕在化して、変えていくメソッドを紹介します。

[STEP1]朝起きてから寝るまでの行動を書き出す。100個を目標に!
(※どうしても難しい人は、10個くらいになっても構いません)

自分の行動を洗いざらい書き出すと、好みや思考のパターンが浮き彫りになります。普段、気がつかない間にいかに無意識の行動パターンに支配されているかが分かるでしょう。15分ごとにしていることを書いてもよいでしょう。

このメソッドを実践すると、私が人を避けるために席を選んだり、人となるべく会話を交わさないでよいルートを選んだりしていたように、行動パターンの中で自分の弱点を見つけることにもつながります。

私も100以上の行動を書き出すことで、いかに自分が無意識に「してはいけない行動」パターンに支配されていたかを痛感しました。

[STEP2]毎日の習慣から不要なものを思い切ってやめてみる

1日の行動パターンを細かく書き出したら、次に行動パターンを変えるトレーニングを実践してみましょう。

100個書き出した日々の行動パターンの中には、必要のないものが必ずあるはずです。それを1つずつ検証し、いらないものを消して加えたり変えたりしてみましょう。

消せないと思った行動でも、よくよく考えると他人に振ることができるものもあります。丁重にお願いしてみるとよいでしょう。

ハラハラすることもあるでしょうが、行動が脳に影響を及ぼしている証拠ともいえます。結果として、思考のパターンまでも変わります。

ここで、私の行動を例に出してみましょう。100個も出すと紙面の無駄遣いになるので、一部を挙げてみました。これらは、仕事を始めるまでの朝の行動です。

目覚ましを止める/2度寝する/スヌーズ機能を止める/スマホをいじる/トイレにいく/水を飲む/瞑想する/読書する/ヨガをする/朝食を作る/朝食を食べる/洋服を着替える/歯磨きをする/顔を洗う/顔をタオルで拭く/ゴミ捨てをする/駅まで走るor歩く/改札を通る/電車を待つ/電車に乗る/乗り換える/電車から降りる/乗り換える/電車に乗る/読書する/電車から降りる/乗り換える/電車に乗る/読書する/電車から降りる/改札を出る/エスカレーターを降りる/仕事着に着替える/今日の予定をチェックする/自転車に乗る/仕事に出かける

朝のいそがしい中でもこれだけの行動があり、それだけの選択の機会があるということ。一部の10個の行動だけでもやめたり変えたりすれば、思考パターンも予想以上に変わりそうな気がしませんか?

☆ ☆ ☆

いかがでしょうか? ビジネスも自分の成長も、プライベートなこともすべての「源」は脳です。脳の活用の仕方をさらに知りたい方はぜひ、「ハーバードの研究員が教える脳が冴える33の習慣」で紹介されている脳が冴える33の習慣を実践して自分らしい人生を発見してみてください。

ハーバードの研究員が教える脳が冴える33の習慣
著者/川﨑康彦
発行/株式会社アスコム
https://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-1270-6.html

川﨑康彦
医学博士。脳科学者。元ハーバード大学医学大学院研究員(2003~2008年)。専門は神経生理学。佐賀大学医学部大学院神経生理学博士課程卒業。中国医科大学(旧満州医科大学)医学部卒業。中国では、東洋医学と西洋医学の両方を学ぶ。その後、これまでの研究成果を買われ、ハーバード大学医学部ブリガム・アンド・ウィメンズ病院麻酔科の研究員として招かれる。在籍中に、論文がネイチャー関連誌にも掲載される。日本に帰国後は、医学博士、理学療法士、カウンセラーとして運動、睡眠、痛みなどに対し、多方面からの知識でアプローチしている。現在は、チャレンジ、感動、旅を通して「多様な脳の共存、共感、共鳴を通して個々の意識と集合意識の成長」をテーマに研究活動を展開し、それらを通して社会に貢献していくコミュニティIBTA(Impact your Brain and Tuning them All)実現のための活動のほか、脳の研究とハーバードでの経験から得た、固定概念を覆して生き方を変えるためのメソッドをオンラインサロンで伝えている。

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