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衝撃の4990円!激安スマートバンド「Redmi Smart Band 2」はどれくらい使えるのか?

2023.03.13

スマートウォッチに興味はあるものの、金額が購入にいたらない原因になっているという人は多いはず。Apple Watchシリーズの廉価モデル「Apple Watch SE」であっても、公式ストアでの販売価格は3万7800円~となっており、今のご時世では気軽に手を出せるとはいえない価格になっています。

そんな人におすすめなのが、スマートバンドと呼ばれる製品。スマートウォッチが、多数のアプリをインストールして自己流にカスタマイズできるのに対し、スマートバンドには、アプリのインストールといった複雑な機能を省き、通知や健康管理、ワークアウトの記録といった機能に絞り込むことで、安価に販売されている製品が多くあります。

本記事で紹介するのは、そんなスマートバンドの中でも安価に購入できる「Redmi Smart Band 2」。スマートフォンやスマートウォッチといったデジタルデバイスを入手しやすい価格で販売することで、徐々に日本でも知名度を伸ばしている「Xiaomi(シャオミ)」のモデルで、公式ストアでの販売価格は4990円となっています。

5000円を下回るとなると、スマートバンドやスマートウォッチ初心者が手軽に試せるのはもちろんですが、友人やパートナー、家族へのプレゼントにもありでしょう。では、実際に4990円のスマートバンド「Redmi Smart Band 2」の使い心地や機能について、試しながらご紹介していきます。

1.47インチTFTディスプレイの視認性は?

Redmi Smart Band 2のディスプレイは1.47インチとなっており、スマートバンドとしては比較的大き目のサイズになっています。解像度は172×320と標準的で、ディスプレイにはTFT液晶パネルが使用されています。

近年のスマートウォッチ、スマートバンドの多くには、発色が良く薄型化がしやすい有機ELディスプレイが採用されており、Redmi Smart Band 2は他製品と比較すると若干画質が粗く、分厚い印象もあります。とはいえ、最大輝度は450ニトとなっており、極端に視認性が悪いわけではないので、使用上不都合に感じるシーンはありませんでした。5000円未満で購入できることを加味すれば、満足度は高いといえるでしょう。

本体質量は14.9g(ストラップ除く)でかなり軽量。長時間着けていても手首にストレスがたまりにくいのが好印象です。バンド部分は熱可塑性ポリウレタン素材となっており、サラサラとした手触りで、汚れが付着しにくいのが特徴です。バンドカラーは「アイボリー」「ブラック」の2色から選択できるほか、「オリーブ」「グリーン」「ピンク」「ブルー」の4色が740円で購入できます。

約14日間持続するバッテリー性能と高い防水性能が魅力

Redmi Smart Band 2を使用していて特に気に入っているポイントが、標準使用で14日間持続するバッテリー性能。機能を絞り込んだスマートバンド製品としては、1週間以上バッテリーが持続する製品も増えてきていますが、省電力モードにしなくてもおよそ2週間継続するバッテリー持ちはかなり魅力的です。

ディスプレイサイズが大きく、機能も豊富なスマートウォッチの場合、バッテリー持続時間は1日~2日という製品も珍しくありません。この場合、旅行や出張の際には充電器を持ち運ぶ必要がありますが、バッテリーが14日持続するRedmi Smart Band 2であれば、出発前に充電をしておけば、4〜5泊程度までなら安心でしょう。

防水性能は5ATMとなっており、雨や汗による故障の心配がほぼないのはもちろん、着けたままシャワーを浴びたり、プールで泳いでもOKです。着用したままお風呂やプールに入ると、手首が少し蒸れてしまうので、結局後から外して拭くことも多いのですが、水没による故障の心配がほぼないのはうれしいポイントでしょう。

30種類以上のワークアウト、多数の健康管理機能を搭載しているが……

搭載されているワークアウトモードは30種類以上となっており、ランニングやサイクリング、縄跳びといったオーソドックスなものをメインに対応しています。スマートバンド製品としては、ワークアウトの種類が多いとはいえず、必要最低限といったイメージでしょう。

また、多くのスマートウォッチ、スマートバンドに搭載されているGPSセンサーは搭載されていないため、正確に移動距離を割り出したいといった人には不向き。加速度計は内蔵されており、移動速度の計測が行えるので、運動記録もある程度目視できればOKという、初心者向けのデバイスという印象です。

健康管理機能としては、心拍数モニタリングや睡眠モニタリング機能に対応。心拍数のモニタリング間隔は「Mi fitness」アプリから自分で調節できます。睡眠モニタリングでは、「高度なモニタリング」をオンにすることで、眠りの浅さや、睡眠中の心拍数も計測可能となります。

Redmi Smart Band 2の公式サイトを確認すると、血中酸素レベルの測定にも対応していると明記されていますが、Mi fitnessアプリからこの項目は確認できませんでした。アップデートにより対応するのかは不明ですが、執筆時点(2023年2月下旬)では、本機能は利用できない点は押さえておくべきでしょう。

4990円で購入できるRedmi Smart Band 2はまさに〝初心者向け〟のスマートバンド

TFT液晶パネルの採用や、GPSセンサーの非搭載など、随所にコストカットのための努力が見られるRedmi Smart Band 2。近年のスマートバンドとして多機能とはいえませんが、その分、4990円というかなり安価な販売価格に収められているのが、最たる特徴といえるでしょう。

購入の決め手としては、販売価格により簡略化されている機能を魅力的に思えるかどうかが争点となるはず。これまでスマートウォッチ、スマートバンドを使用してきた人にとっては、新機能など目を引くポイントこそないかもしれませんが、安さと装着感の良さ、バッテリー持ちの良さといった観点から、スマートバンド初心者の導入機としては十分実用的な製品といえます。

取材・文/佐藤文彦

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