サウナ愛好家人口推移の地域差
サウナ愛好家推定人口(対前年比)地域別比較
サウナ愛好家の地域差を検証したところ、大きな地域差があった。関東圏ではヘビーサウナーが22%増、ミドルサウナーが6.8%減の一方で、関西圏では逆にヘビーサウナーが12%減、ミドルサウナーが32%増となっている。
温冷浴の認知度
温冷浴(「熱気浴/蒸気浴→冷水浴→外気浴」のサイクル)に関しては調査開始以来「知らない」が減少。「知っていて、実践している」が増加を続けていた。2019年ごろから温冷浴の認知と実践が増えていて、この傾向は続いており前回と比べ「知らない」がさらに減っている。
その他サウナ利用に関しての調査
近年都心部で増加傾向にある「個室型貸切サウナの利用」についても調査を行った。男女とも25%以上が個室型貸切サウナを利用したことがあることがわかる。
特筆すべきは11回以上の利用者も男女ともに5%程度あること。また1回当たりの利用金額も3,000円以上が60%を超えている。このカテゴリは今後も一定のニーズがあり伸びていくことが予想される。
また、逆に「かつてはサウナを利用していたが、現在は行く回数が減った、もしくはやめてしまった」割合や理由を調査したところ40%程度が該当した。
理由としては、最も多いのが「コロナが流行っている」ことが挙げられたが、次いで「サウナが混んでいる」「体調不良を起こす」「飽きた」「一緒に行く人がいなくなった」等のコロナと関係ない理由も約1割ずつ挙げられた。
調査概要
調査主体/日本サウナ総研調べ
調査方法/インターネット調査
対象/18~69歳の男性5015人、女性4985人
関連情報
http://saunners.saunasoken.jp
構成/清水眞希