東プレは、「REALFORCE(リアルフォース)」ブランドから、ゲーミングキーボード「GX1 Keyboard」4機種を発売した。キー荷重2種類(45g、30g)、キーレイアウト2種類(日本語配列、英語配列)を用意し、価格はいずれも33,000円。
↑日本語配列
↑英語配列
「GX1 Keyboard」は、東プレが日本国内で開発から製造、販売までを行なう「REALFORCE」ブランドのゲーミングキーボード。最大の注目ポイントは、キースイッチのアクチュエーションポイントをカスタマイズできる APC(アクチュエーション・ポイント・チェンジャー)機能を進化させた「Dual-APC」機能を搭載したところだ。
「Dual-APC」機能では、キースイッチのアクチュエーションポイントをカスタマイズできる従来のAPC機能「ノーマルモード」のほか、さらなる高速入力を可能にする「ダイナミックモード」を用意。
「ダイナミックモード」では、キーストロークにおけるオン位置・オフ位置(リリースポイント)を指の動きに合わせてリアルタイムに可変させることで、ゲームへの高速入力を実現。安定したプレイを求めるキーには、リリースポイントが動かない「ノーマルモード」も設定でき、両モードともに4段階(0.8mm、1.5mm、2.2mm、3.0mm)のオン位置(アクチュエーションポイント)を選択できる。
また、静音の東プレスイッチを採用したことで、勝敗を左右するゲーム内の音響効果により集中することができるとともに、ボイスチャットで連携しているチームメイトとの会話の妨げになるような打鍵音を低減させることもできる。
さらに、約1,677万色の発光が可能なバックライト機能を搭載し、16種類の発光パターンを選択することが可能。カスタムイルミネーション機能も備え、バックライトの発光パターンは、各キー個別にタイミングや発光方法をコントロールできる。
加えて、専用のソフトウェア「REALFORCE CONNECT」をインストールすることで、「Dual-APC」「複数のキー操作を1つのキーで実行できるマクロ」「カスタムイルミネーション」「キー配置をカスタマイズできるキーマップ入替機能」「キーマップ2面切替」「ヒートマップ表示」「ファームウェアアップデート」「オンボードメモリー機能」などが利用可能だ。
デザインにもこだわり、「REALFORCE」ブランドのキーボードとしては初めてフローティングデザインが採用され、より美しいライティング効果を実現。省スペースなテンキーレスデザインと左右および中央の3か所からケーブルを取り回しできる構造により、設置の自由度が高いのも嬉しいポイントだ。
主な仕様は、キー数が91(日本語配列)/ 87(英語配列)。キーストロークは4.0mm。キー構造はステップスカルプチャー。NキーロールオーバーはフルNキーロールオーバー。スイッチは東プレスイッチ(静電容量無接点方式)。スイッチ寿命は1億回以上。対応OSはWindows 10以降。インターフェースはUSB。本体サイズは143.1×365×38.2mm、重量は1.3kg。ケーブル長は1.6m。
なお、GX1用のオプション品として、長時間の使用でも快適性が持続する「ジェル リストレスト」(7,920円)を同時発売。さらには、より高速な入力と静音性を向上させる「GX1キースペーサーセット」(2,090円)も近日発売予定とのことだ。
製品情報
https://www.realforce.co.jp/products/series_gaming_gx1.html
構成/立原尚子