最新鋭のボーイング737-8型機により、6月28日から毎日一便の運航を開始
ヴァージン・オーストラリア航空は、同社では初となる東京(羽田)=オーストラリア(ケアンズ)直行便航空券の国内発売を開始した。
今回の新規就航により、ケアンズと東京(羽田)が初めてヴァージン・オーストラリア航空の直行便で結ばれることになる。クイーンズランド州にあるケアンズは、日本から最も近いオーストラリア北部の空の玄関口で、オーストラリアの他の地域へのゲートウェイでもある。
運航スケジュールとしては、2023年6月28日より毎日一便運航を開始。同社では「クイーンズランド州を訪れる日本の旅行者に、より多くの選択肢とバリューをご提供します」とコメントしている。
また昨年12月に発表されたコードシェア拡大の一環として、パートナー社の全日本空輸(ANA)も、ANA便名による東京(羽田)=オーストラリア(ケアンズ)便航空券の販売を開始した。
ヴァージン・オーストラリア航空の羽田発着便では、以下の3つクラスが利用可能だ。
・エコノミー
・コノミーX(足元スペースがより広いエコノミー席)
・ビジネス
ビジネスクラスでは、機内食が無料で提供されるほか、オーストラリア産のビールやワイン、アメニティキットを取り揃えている。エコノミークラスの搭乗客は、オーストラリアや日本で人気の新鮮な食品、パッケージされた食品を「バイ・オン・ボード・メニュー」から購入できる。
羽田=ケアンズ間のフライトスケジュール
ヴァージン・オーストラリア航空の新路線は、羽田を夜に出発して、翌朝にケアンズに到着する。この便利なフライトスケジュールは、日本における海外への旅行が復活するタイミングにちょうど合致している。
東京(羽田)=ケアンズ線の使用機材について
2050年までにネットゼロ・エミッション(酸化炭素排出量実質ゼロ)を目標とするヴァージン・オーストラリア航空のコミットメントの一環として、新路線ではボーイング737-8型機を採用している。この機材は、最大15%の二酸化炭素排出量を削減し、同社のサステナビリティ成長戦略においても重要な役割を担っているという。
ヴァージン・グループの創業者リチャード・ブランソン卿は、今回の就航について次のように述べている。
「2つの象徴的な都市がつながることは、私たちにとって極めて大きな一歩です。ヴァージン・オーストラリア航空が東京の羽田とオーストラリアのケアンズを結ぶ史上初めての航空会社となったことを、大変誇りに思います。
ヴァージン・オーストラリア航空が、『これまでとは異なることの実現』をミッションに掲げて設立してから23年、旅行者について再定義しながら、力強く発展していることを嬉しく思います。
6月28日から、数々の受賞歴のあるヴァージン・オーストラリア航空のサービスとお得な航空運賃を日本の旅行者の皆様に体験いただけることを楽しみにしています」
さらに、この新路線の航空券発売開始に関して、クイーンズランド州政府観光大臣のスターリング・ヒンチリフ氏はこう話す。
「ケアンズとグレートバリアリーフに日本の旅行者が舞い戻り、私たちの悠々としたライフスタイル、そしてユニークかつ世界クラスの観光体験をご堪能いただけることをうれしく思います。
コロナ後は、ケアンズとグレートバリアリーフでの忘れられない休暇、そしてクイーンズランド州が誇る温かいおもてなしが、日本の皆様を出迎え、お楽しみいただくことができます。
ヴァージン・オーストラリア航空の直行便により、カンガルーとの遭遇、世界遺産の熱帯雨林、目を見張るような先住民族文化をこれまでになく気軽にご体験いただけるようになります。一生に一度の休暇は、ぜひクイーンズランドで。皆様、お会いしましょう」
関連情報
https://www.virginaustralia.com/jp/en/book/haneda/
構成/清水眞希