マツダは、「MAZDA2(マツダ ツー)」を大幅に商品改良し、予約受付を開始した。発売は3月下旬を予定している。
15 BD(エアストリームブルーメタリック)
15 BD(エアストリームブルーメタリック)
今回の商品改良では、不確実性が高まる現代社会においても、自分らしさを大切に、行動範囲を拡げ、仲間とともにいきいきと日常生活を愉しめるよう、開発コンセプトを「好きを探せる相棒」としたとのこと。
バンパーやグリルなどのデザイン変更、ルーフフィルムなどの多彩なカラーコーディネーションの設定、新機種の追加および各機種のキャラクターの明確化により、自分らしい1台を選べるようになった。また、環境に配慮した塗装技術や素材を採用している。
15 BDのインテリア(グロスライトブルー)
15 BDのインテリア(グロスライトブルー)
新登場となる「15 BD(イチゴー ビーディー)」、「XD BD(クロスディー ビーディー)」は、「自分らしく、自由な発想で、遊び心を持って」をイメージした新機種。2トーンのフルホイールキャップを新たに設定。また、ボディカラーに合わせた3種類のインパネや、ボディカラーと異なる色も選べるルーフフィルムとドアミラーのカラーバリエーションを用意し、全198通りのカラーコーディネーションから選択できるようにした。
XD SPORT+(エアログレーメタリック)
XD SPORT+のインテリア
XD SPORT+のインテリア
また「15 SPORT(イチゴー スポルト)」、「XD SPORT+(クロスディー スポルトプラス)」は、専用のメッシュグリル、アルミホイールなどを採用すると同時に、MT車を設定することで、スポーティさを強化した。さらに「15 Sunlit Citrus(イチゴー サンリットシトラス)」は、パワーシートやステアリングヒーターなどを標準装備とすることで、質感をさらに高めた。
15 Sunlit Citrus
マツダは2035年にグローバル自社工場でのカーボンニュートラルを実現することを目標に掲げ、省エネ、再エネ、カーボンニュートラル燃料の活用の3本柱で取り組みを進めている。本商品改良で採用したルーフフィルムは、従来の2トーンカラー塗装に比べてCO2排出量とエネルギーを大幅に削減。また、インパネには、植物由来原料の材料「バイオエンプラ」を採用し、従来の塗装では実現できない高い質感を実現すると同時に、石油資源の使用量削減やCO2排出量の抑制、無塗装によるVOC(揮発性有機化合物)の削減など、環境負荷の低減に貢献している。
「MAZDA2」商品改良概要
■デザイン変更
現行のスタイリッシュさを維持しながら、それぞれの機種の役割に合わせて共感を得られるキャラクターを付与することを目指し、フロント、リアバンパーやグリルなどのデザインを変更するとともに、内装の見直しも図った。
■新しいボディカラーの採用
「エアストリームブルーメタリック」と「エアログレーメタリック」を新たに採用(15MBは除く)した。
■「15 BD」「XD BD」新機種の設定
「自分らしく、自由な発想で、遊び心を持って」をイメージして開発した新機種。
2トーンのフルホイールキャップを新設し、ボディカラーと合わせたカラーバリエーションを展開。さらにボディカラーに合わせて、インパネにピュアホワイト、グロスブラック、グロスライトブルーの3色を設定。またルーフフィルムをメーカーオプションで新たに設定。ドアミラーのカラーと合わせて、ボディ同色以外にホワイト、ブラックも選択が可能に。
ボディカラー11色、インパネカラー3色、ルーフカラー3色、ホイールキャップカラー6色を用意。全198通りのカラーコーディネーションから好みの1台を選ぶことが可能。他にも、用品を拡充するとともに、用品パッケージ「ROOKIE DRIVE(ルーキー ドライブ)」と「CLAP POP(クラップ ポップ)」を設定。用品装着によりさらなる表現の広がりを提供。
■機種体系の見直し
好みに合わせて選びやすいように各機種のキャラクターを明確化。上記「15 BD」「XD BD」、スポーティさを強化した「15 SPORT」「XD SPORT+」、質感を高めた「15 Sunlit Citrus」に集約した。
「15 SPORT」「XD SPORT+」
人気の「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」のスポーティさをさらに強化するため、引き続きMT車を設定するとともに、以下専用装備を追加し、機種名も「15 SPORT」「XD SPORT+」に変更。
<専用装備>
・16インチ専用アルミホイール(ブラックメタリック塗装/切削加工)
・専用メッシュグリル(グロスブラック)
・ブラック基調のシート(赤ライン)
「15 Sunlit Citrus」
従来の「Sunlit Citrus」で好評だった質感をさらに高めた機種。以下を標準装備。
・本革巻きのステアリング、シフトノブ、パーキングブレーキレバー
・パワーシート、ステアリングヒーター
・SBS(スマート・ブレーキ・サポート)、MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)、LAS(レーンキープ・アシスト・システム)
【メーカー希望小売価格帯】
1,529,000円~2,541,000円(税込)
関連情報:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda2/
構成/土屋嘉久