ソニーは、同社のデジタルスチルカメラ「サイバーショット DSC-HX99」と、QDレーザ社のレーザ網膜投影技術を応用したビューファインダー「RETISSA NEOVIEWER」を組み合わせた、網膜投影カメラキット「DSC-HX99 RNV kit」を数量限定で発売すると発表した。
QDレーザ社独自のレーザ網膜投影技術を応用したビューファインダー
「DSC-HX99」は、コンパクトボディに24-720mmの高倍率ズームレンズを搭載し、一台で広角から超望遠までをカバーするサイバーショットの高倍率ズームモデル(HXおよびWXシリーズ)の最上位機種。高速・高精度なAF性能やRAW形式での記録対応など、本格的な撮影を楽しめる機能を搭載している。
「RETISSA NEOVIEWER」は、QDレーザ社独自のレーザ網膜投影技術を応用したビューファインダー。眼のピント調節能力の影響を受けにくいレーザ網膜投影方式を利用して、ピントの合った画像を網膜の周辺部にまで投影することができるので、従来のビューファインダーや画面では見えづらい人も、カメラがとらえる景色を網膜に投影し、写真や動画を撮影することが可能だ。
「DSC-HX99 RNV kit」は、上記の「DSC-HX99」と「RETISSA NEOVIEWER」を組み合わせたカメラキット。この2製品の組み合わせにより、高倍率ズームなどを使用したカメラならではの撮影体験や、視力に依存しない網膜投影による新しい視覚体験を、ロービジョン者に提供する。
発売日は3月24日。ソニーストアでの販売価格は109,800円。なお、製品の特性上、発売日の3月24日以降に、ソニーの直営店舗で「DSC-HX99 RNV kit」を体験した人のみが購入可能となる。購入可能台数は、原則、1名につき1台。体験の予約は下記URLにて受け付けている。
製品情報
https://www.sony.jp/cyber-shot/rnv/DSC-HX99-RNV-kit/#trial-purchase
構成/立原尚子