GIANTから2023モデルとして、サスペンションフォークを搭載した新しいグラベルバイク「REVOLT X(リボルト X)」シリーズが発表された。
グラベル専用サスペンションに最適化されたジオメトリを採用したフレームはカーボンとアルミをラインアップしており、険しいグラベルやダートを走るのに理想的なバイクとなっている。
「REVOLT」はドロップバーグラベルバイクの先駆けとして誕生以来、10年以上の歴史を持つ。今回の新しい「REVOLT X」シリーズは、グラベルの中でもより冒険的なものに狙いを定め、荒れた路面での走破性をさらに高めたという。
日本国内では、ADVANCEDグレードカーボンフレームの「REVOLT X ADVANCED PRO 0」、ALUXXアルミフレームの「REVOLT X 1」の2モデルが発売される。
「REVOLT X」シリーズの主な特徴
SMOOTH CONTROL
グラベルライディングに特化したショートトラベルサスペンションフォークを全モデルに採用。40mmのフロントサスペンショントラベルに加え、荒れた路面でもスムーズにコントロールできるよう設計されたフレームセットとコックピットを持つ。
REVOLT Xは、まさにドロップバーバイクのスピードとマウンテンバイクの安定感で下りを疾走したいライダーのためのバイクと言える。
またREVOLT Xのジオメトリは、長いリーチと最適化されたBBハイトが特徴であり、これらの特徴によって、より荒れた地形でも最大のコントロール性を発揮。
そして軽量なフレーム素材と革新的な構造技術により、俊敏性とコントロール性を両立しており、登りではパワフルに、下りではテクニカルなコーナリングも自信を持ってこなせるようライダーをサポートしていく。
TUNED COMPLIANCE
REVOLT Xシリーズのフレームは、シートステイとシートチューブの接合部を低くし、シートステーチューブを細径化することで、スプリントやクライミングに必要な剛性を犠牲にすることなく、快適性を向上させるように設計されている。
独自のドロッパーサスペンションシートポストは、25mmの垂直方向のサスペンションで衝撃や振動をさらに吸収。さらに、ライダーはハンドルバーに取り付けられたレバーで即座にサドル高を調整できる。
ドロッパーシートポストは、フレームサイズに応じて75mmまたは100mmの高さ調節が可能だ。
また、16度のフレアを特徴とする「CONTACT SL XR D-FUSE」ハンドルバーを採用。サスペンションに着想を得たハンドルバーデザインは、衝撃や振動が身体に伝わる前に吸収することで、手や腕の疲労を最小限に抑える。
ADAPTABLE TO THE TERRAIN
REVOLT Xシリーズは、ライディングスタイルや地形に合わせた高い適応性を備えている。全てのフレームにフリップチップを搭載し、ホイールベースとリアタイヤクリアランス(最大53mm)を調整することが可能。
ロングホイールベースは安定性の向上とタイヤクリアランスを確保、ショートホイールベースはよりクイックで加速性を向上させ、俊敏なライディングを実現する。
カーボン、アルミの両シリーズともに、GIANTホイールシステムとチューブレスレディタイヤを標準装備。ハイボリュームタイヤを低圧で使用できるため、様々な地形でスムーズなライディング、グリップ、転がりやすさを体感できるはずだ。
また、REVOLT X ADVANCED PROには新開発のCXR X1カーボンホイールを搭載している。
REVOLT X ADVANCED PRO 0
最新グラベルジオメトリを採用したAdvancedグレードフレームに、40mmトラベルの「FOX 32 FLOAT」フロントサスペンション、25mmトラベルサスペンションドロッパーシートポスト、「FORCE eTap AXS」無線コンポーネント、「CXR X1」カーボンホイールをスペック。荒れた地形でも高いコントロール性とトラクションを発揮する最上級モデルだ。
標準価格 : ¥1,100,000(税込)
サイズ : 430 (XS)、450 (S)、470 (M) mm
カラー : エアグロウ
REVOLT X 1
最新グラベルジオメトリを採用したアルミフレームに、40mmトラベルの「ROCKSHOX RUDY」フロントサスペンション、25mmトラベルサスペンションドロッパーシートポストをスペック。荒れた地形でも高いコントロール性とトラクションを発揮。また、リアセンター長を2段階で調節可能なシステム「FLIP CHIP」で最大53mmまでのタイヤ幅に対応している。
標準価格 : ¥495,000(税込)
サイズ : 430 (XS)、450 (S)、470 (M) mm
カラー : コールドナイト
関連情報
https://www.giant.co.jp/giant23/bike_datail.php?p_id=00000088
https://www.giant.co.jp/giant23/bike_datail.php?p_id=00000089
構成/清水眞希
サイクリング、ツーリング、通勤、配達、使い方いろいろ!DIME最新号の付録「自転車/バイク用スマホホルダー」は超本格仕様
自転車やバイクで初めての場所に訪れたり道に迷ったりした際、スマホのマップを起動し、現在地やルートを確認することもあるだろう。そんな時に活躍するのが『自転車&バイク用スマホホルダー「Xtreme」』だ。ハンドルのバーにしっかりと固定でき、停車中にスマホのマップをすぐに確かめられる。ほかにも幅広いシーンに重宝するので、本記事を参考に趣味や仕事で活用してほしい。
バーへの取り付け方とスマホの装着方法
①バーに挟む
②ネジで固定
③ホルダーを取り付ける
④アームを広げる
⑤スマホをセット
バーの太さとBのリング内径がピッタリと合うように、Cのいずれかを選択。CをセットしたBのリングをガバッと広げてバーに取り付け、DとEで挟むように固定しよう。あとはスライドさせながらBに合体させたAのアームを広げて、Aの中央スイッチを押すようにスマホをセットすれば、アームがガシャッと縮んで固定される。
【使い方1】現在地やルートをチェック!
【使い方2】ベビーカーのハンドルに!
【使い方3】クルマのヘッドレストに!
【使い方4】楽器の演奏に!
【使い方5】デスクの簡易モニターに!
【使い方6】料理のレシピチェックに!
ベビーカーから手を離さずに周辺情報を確認できるほか、ヘッドレストに装着すれば後部座席の子供がスマホの動画を手放しで鑑賞できるなど、ファミリーユースにもピッタリ。スマホを目線の高さにセットして、譜面やレシピを確認できるのも便利。仕事中には照明のアームなどに取り付けてスマホを見やすい位置に固定するのがおすすめ。
※走行中の注視や操作は絶対におやめください。
※装着したスマホが脱落・落下しないようにしっかりと固定してから使用してください。
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