ヤマハ発動機は、ニューモデル「275SDX」を含む、スポーツボートシリーズの2023年モデル全4機種を、2023年5月(275SDXのみ7月)より順次発売することを発表した。
この「275SDX」のほか、2023年モデルのスポーツボートはウェイクスポーツに特化した「255XD」、多様なマリンプレイに対応する「252XE」、コンパクトな艇体ながら走行性、機能性、居住性をハイレベルで実現した「AR195」をラインアップし、幅広いニーズに対応するとしている。
スポーツボート「275SDX」の主な特徴
■新操船デバイス「DRiVE X」の採用で抜群の操縦性を実現
ハンドルの左右に取り付けられた2つのパドル操作によって、特に低速域での操縦性を高めるスポーツボート専用の操船デバイス「DRiVE」を、横移動など機能性をさらに高めた新開発のデバイス「DRiVE X」に進化。横方向への移動だけでなく、その場での旋回、桟橋に艇体を押しつけるなど、離着岸や狭い水路などでの操縦性を飛躍的に高めてくれる。
■コネクスト(CONNEXT)の採用で操船コントロールを集中管理
12.3インチのカラー液晶「コネクスト(CONNEXT)・マルチファンクションディスプレイ」を採用。エンジン情報や走行情報、各種操船コントロールを集中管理する。また、Bluetooth接続が可能な高品質オーディオシステムとのリンク・操作により、快適なボーティングを提供。
■圧倒的、卓越した走行性能
高性能SVHO(スーパーチャージャー付き)エンジンの2基掛けジェット推進システムによって、圧倒的な加速性能とスピード性能を発揮。また、後進時の舵効きを高める「リバースバケット&ノズル」など、様々な場面で優れた走行性能を発揮する。
■ラグジュアリーな居住空間とさまざまなマリンプレイに応える機能性
バウ(船首)からスターン(船尾)に至るまで一体感のある広々としたデッキレイアウトを採用。最後尾のスイミングプラットフォームは、素足に心地よいマット素材を採用している。シャワーも標準装備となり、マリンプレイ後の海水を流すことができ、快適な水上ステージとなる。スターンシートは、バックレストを前方に移動してサンベッドとしても使用できるなど、様々なシートアレンジが可能になる。さらにギャレーや収納スペースの確保をするなど居住性を高めている。
【メーカー希望小売価格】
275SDX 32,144,376円(税込)
255XD 22,170,962円(税込)
252XE 17,990,962円(税込)
AR195 10,144,376円(税込)
【主要諸元】
関連情報:https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/boat/sportboat.html
構成/土屋嘉久