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フリーランスがよく経験するトラブルTOP3、3位報酬支払いの遅延、2位一方的な仕事の取消し、1位は?

2023.02.21

場所や時間に縛られない働き方に憧れて、昨今、フリーランスを志す人が増えている。しかし、会社が様々な場面でフォローしてくれる会社員とは違い、フリーランスは営業から取引先との契約の締結、請求書の作成まで、すべてを自分で行なわなければならない。そのため、トラブルもつきものだ。

では、具体的にどんなトラブルに見舞われたフリーランスが多いのだろうか。また、特にトラブルに遭いやすい職種とは?

日本労働組合総連合会はこのほど、「フリーランスの契約に関する調査」を実施。全国の20歳以上の男女で、フリーランスを本業として仕事をしている1,000名の有効サンプルを集計した。この記事では、同調査結果の一部を抜粋して紹介する。

「仕事上でトラブルを経験したことがある」フリーランスは46.1%、文化・芸能・芸術関連では58.8%

全回答者(1,000名)に、フリーランスとして仕事上でトラブルを経験したことはあるか聞いたところ、「トラブルの経験がある」は46.1%、「トラブルの経験はない」は53.9%となった。フリーランスとして働く人の半数近くが、何らかの仕事上のトラブルに遭遇していることがわかった。

仕事内容別にみると、トラブルを経験した人の割合は、文化・芸能・芸術関連(58.8%)が最も高くなり、以下、コミュニケーション関連(54.5%)、ものづくり・ものはこび関連(54.2%)、クリエイティブ関連(51.9%)が続いた。

フリーランスとして仕事上でトラブルを経験したことがある人(461名)に、経験したトラブルの内容を聞いたところ、「不当に低い報酬額の決定」(31.0%)が最も高くなった。報酬額の決定を巡ってトラブルに発展したケースが多いようだ。次いで高くなったのは、「一方的な仕事の取消し」(28.4%)、「報酬の支払いの遅延」(25.8%)、「一方的な仕事内容の変更」(25.4%)、「報酬の不払い・過少払い」(22.8%)だった。

フリーランスとして仕事を行なう際の契約について

フリーランスとして仕事を行なう際の契約について質問した。

全回答者(1,000名)に、フリーランスとしての業務を受注する際、書面で契約しているかどうかに関わらず適切に報酬が支払われ、契約通りにきちんと業務内容や条件、権利等が守られていると思うか聞いたところ、「とてもそう思う」が20.1%、「ややそう思う」が48.9%で、合計した『そう思う(計)』は69.0%、「とてもそう思わない」が7.2%、「あまりそう思わない」が23.8%で、合計した『そう思わない(計)』は31.0%となった。

仕事内容別にみると、『そう思わない(計)』と回答した人の割合は、IT関連(34.6%)が最も高くなり、文化・芸能・芸術関連とものづくり・ものはこび関連(いずれも33.7%)、事務・ビジネス関連(32.1%)、営業・販売関連(29.2%)が続いた。

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