電子レンジ調理や時短調理ができるグッズは、今や多くのメーカーで取り扱っている人気アイテム。なかでも炊飯器を使わずに手軽にご飯が炊ける炊飯器具は、1人暮らしやちょっと炊きをしたいときに便利なのでおすすめです。
というわけで今回は、人気店の炊飯グッズをご紹介。セリア・ダイソー・3COINSの商品を実際に使ってご飯を炊いて、手軽さや仕上がりをレビューしました。
①キャンプにも便利!セリアの「ごはんが炊ける袋」
1つ目は、アウトドア界隈でも話題になったセリアの「ごはんが炊ける袋」です。
- 価格:110円(税込)
- 1度に炊ける量:1/2合、2/3合
- 浸水時間:なし
- 加熱時間:15分程度
- 蒸らし時間:10~15分程度
レンチンではなく「沸騰したお湯にドボンと入れてご飯を炊く」というアイデアが面白いこちらのアイテム。
4パック入りで110円とコスパも◎で、袋とお湯を沸かす鍋さえあればほかほかご飯が炊ける画期的な炊飯グッズです。
使い方も超簡単です!
①袋に米1/2合を入れる
②袋の上部の2重になっている部分をひっくり返してフタをする
茶葉を入れる用の紙パックなどと同じ感じのつくりですね。折り返して被さるのでお湯の中でも中身が漏れる心配がないようにできています。
③袋ごと水で揉み洗いする
米をとぐのって意外と面倒ではないですか…?
この米のとぎ方ならものすごく簡単に済むので、個人的にはイチオシポイントです(笑)
④沸騰したお湯に入れ、フタをせずに15分程度湯炊きする
お湯に直接入れるので浸水時間がいらない点も良きですね。時短の意味ではかなり高評価です。
最低限、米の部分が浸かっていないと炊くことができないのでお湯は多めに用意するのが良いと思います。
⑤鍋のお湯を捨て、フタをして10~15分程度蒸らしたら完成
面倒な作業は一切なく、意外なほど美味しそうなご飯が炊けました!
仕上がりは若干水っぽいかな?という程度でベチャベチャにはなっていません。むしろ時短炊飯グッズにありがちな乾燥気味の方が美味しくないと思うので、全然アリです。
芯などが残ることもなく、味も食感も立派な白米です。プラスチック製の炊飯グッズだと独特のにおいがご飯にも移ってしまうことがあるのですが、袋なのでその辺りが気にならないのも良いですね。
かさばらないので荷物が多くなりがちなキャンプやアウトドアにも重宝しそう。洗い物も出ないし、非常時の防災グッズとして1つ持っておくのもかなりおすすめです。
唯一のネックは1袋で炊けるご飯の量が少ないことですが、大きな鍋を用意すれば袋4枚=どんぶり4杯分までは同時に炊けるのでそこまで気にならないでしょう。
お湯が沸騰するまでの時間を入れても全工程で40分程度。火加減の調整も不要で、ほったらかしで手軽に炊けるナイスな炊飯グッズでした。
時短度:★★★★★
手軽度:★★★★★
アレンジ度:★★
味・食感:★★★